JR東海、静岡地区の211系が運転終了へ - 浜松発＆三島発ツアー開催

JR東海は16日、静岡地区で運行している211系が間もなく役目を終えることから、長年利用された211系を楽しむための列車貸切ツアーを企画したと発表した。静岡車両区で列車を撮影でき、211系の引退部品抽選販売にも参加できる旅行商品として発売する。


「211系で行く静岡車両区」ツアーの出発日は2月11日。「浜松駅発プラン」「三島駅発プラン」を用意し、それぞれ211系2両編成の専用団体列車に乗車する。「浜松駅発プラン」の列車は浜松駅12時46分発・静岡駅14時36分着、「三島駅発プラン」の列車は三島駅13時4分発・静岡駅14時32分着で運転。ともに静岡駅到着後、211系に乗車したまま静岡車両区へ移動する。



静岡車両区で211系(GG編成)2編成を並べて撮影会を開催。211系の引退部品も展示し、抽選販売を行う。会場で「JR東海MARKET」(会員登録が必要)から申し込めるが、引退部品の数に限りがあるため抽選となり、当選者のみ後日発送するとのこと。販売する引退部品の種類は当日案内する。撮影会と引退部品抽選販売が行われた後、静岡車両区でツアーは解散となる。



「浜松駅発プラン」「三島駅発プラン」ともに定員80名(合計160名)、旅行代金は1人1万3,000円(両プラン共通、大人・こども同額)。「JR東海MARKET」の各プラン申込みURLにて、1月16日15時から先着順で申込みを受け付ける。（MN 鉄道ニュース編集部）