きょうだいに重賞馬3頭 日経新春杯出走ヴェルトライゼンデの半妹が同場同日V狙う

　3頭の重賞ウイナーの半妹となるマンデヴィラ(牝5、栗東・福永祐一厩舎)が、日曜中京9Rの西尾特別(4歳上牝・2勝クラス・芝2000m)で3勝目を狙う。

　マンデヴィラは父リアルスティール、母マンデラ、母の父Acatenangoの血統。母は03年の独オークスの3着馬。半兄の3頭は重賞勝ち馬で、ワールドプレミアは19年の菊花賞と21年の天皇賞(春)、同じくワールドエースは12年のきさらぎ賞と14年のマイラーズCを制覇。また、ヴェルトライゼンデは22年の鳴尾記念と23年の日経新春杯を制し、西尾特別と同日の日経新春杯に出走予定となっている。

　ここまで11戦2勝。昨年4月に新潟で1勝クラス(芝1800m)を快勝した。昇級後は3着、3着、3着、2着、5着と惜敗が続くが、今回は牝馬限定戦。当然、有力候補の1頭となる。

　血統的にはまだまだ上を目指せる素材だ。兄妹で同場同日Vを果たし、出世の階段を駆け上がってほしい。