アトレティコの攻撃陣に脚光！？　ドブレーテ達成のFWセルロートが2桁到達、3選手が公式戦10得点以上を記録

　アトレティコ・マドリードの攻撃陣に脚光が集まっているようだ。

　昨夏に2億ユーロ（約325億円）以上を費やして、CBロビン・ル・ノルマン、MFコナー・ギャラガー、FWフリアン・アルバレス、FWアレクサンダー・セルロートとトップクラスの選手を続々と補強し、絢爛豪華な陣容を揃えたアトレティコ。その結果、13勝5分1敗の首位でラ・リーガを折り返した他、コパ・デル・レイ（国王杯）ではラウンド8進出を確定させ、チャンピオンズリーグでも8位以内を射程圏内に捉えるなど、ここまでは申し分ない成績を収めている。

　そんなロヒブランコスの攻撃陣に脚光が集まっている。データサイト『OPTA』によると、欧州5大リーグに所属するクラブにおいて、公式戦10得点以上をマークしている選手が3人いるのは、アトレティコとリヴァプールの2クラブだけという。アトレティコでは、15日の国王杯・エルチェ戦でドブレーテを達成したアレクサンダー・セルロートが、3シーズン連続での2桁得点を達成したのに加えて、フリアン・アルバレスが14得点、FWアントワーヌ・グリーズマンは12得点を記録している。

　チャンピオンズリーグ制覇に期待がかかるアトレティコ。ノルウェーから来た“バイキング”、チームトップスコアラーの“ラ・アラーニャ（クモ）”、そして『7』を背負う“星の王子様”…三者三様のキャラクターを持つ攻撃陣が好調を維持できれば、悲願のビッグイヤーも現実味を帯びてくるに違いない。