三好銀原作による映画「海辺へ行く道」にて、14歳の俳優・原田琥之佑が主演を務めると明らかに。2月13日から23日にかけてドイツで開催される「第75回ベルリン国際映画祭」のジェネレーション部門に、同作が正式招待されることも発表された。
【写真】主演の原田琥之佑2025年晩夏に公開される「海辺へ行く道」は、アーティスト移住支援を謳う海辺の街が舞台。その街でのんきに暮らす14歳の美術部員・奏介は、夏休みにもかかわらず、演劇部や新聞部からの頼まれごとをこなしながら仲間とともに何かと忙しい毎日を送っていた。そんな奏介たちに、少し不思議な依頼が次々と飛び込んでくることから物語は動き出す。
約800人のオーディションを経て選ばれ、「海辺へ行く道」が長編映画初主演となる原田。「第75回ベルリン国際映画祭」のジェネレーション部門に作品が正式招待されたことについて、「僕の愛すべき個性の強い登場人物たち、島で撮れた日本の夏、それら全部が世界中の方々に届けられるなんてとても光栄です」とコメントしている。監督の横浜聡子は「ジェネレーション部門という、子供たちに開かれた部門に招待いただいたこと、とても感動しています」と喜びを述べた。
■ 原田琥之佑(主演)コメント
ベルリン国際映画祭に、超絶大好きなチームで創った「海辺へ行く道」が選ばれるなんて夢にも思いませんでした。きっとこの嬉しいお知らせを聞いたら奏介は「うぉ〜」って喜ぶと思います。
僕の愛すべき個性の強い登場人物たち、島で撮れた日本の夏、それら全部が世界中の方々に届けられるなんてとても光栄です。
日本での公開も待ちきれない!!!「海辺へ行く道」が世界中に愛される作品になりますように。
■ 横浜聡子(監督)コメント
「海辺へ行く道」原作者の三好銀さんに深く感謝申し上げます。素晴らしいスタッフ、俳優の一歩一歩の積み重ねが形になり、こうしてベルリン国際映画祭に届いたことがとにかく嬉しいです。そしてジェネレーション部門という、子供たちに開かれた部門に招待いただいたこと、とても感動しています。私にとっても初めてのベルリン、現地の皆さんに、子供たちに、この映画をどう感じてもらえるのか。もうすぐ始まる未知の世界、存分に楽しみたいです。
■ 映画「海辺へ行く道」
2025年晩夏公開
□ スタッフ
原作:三好銀「海辺へ行く道」(ビームコミックス/KADOKAWA刊)
監督・脚本:横浜聡子
製作:映画「海辺へ行く道」製作委員会
配給:東京テアトル、ヨアケ
□ キャスト
原田琥之佑