そんなユーザーの悩みに応えてくれる新機能が、メルカリに登場しました。
“見た目が似ている商品を探せる機能”が登場
メルカリは2024年12月、“見た目が似ている商品を探せる機能”をリリースしました。商品画像の左下にある「画像検索アイコン」をタップすると、AIが他の出品商品の中から似ている商品を探してくれる、というものです。新機能を使ってみた
筆者も早速新機能を使ってみました。メルカリに出品されていたあるニット帽の商品画像で、「画像検索アイコン」をタップ。すると「画像に似ている商品」として、白やベージュ、グレーのニット帽がずらりと表示されました。商品ページには「見た目が近い商品」の一覧も
また、同じニット帽の商品ページで画面を下にスクロールしていくと、今度は「見た目が近い商品」が表示されました。ラインアップは「画像に似ている商品」とほぼ同じです。形や色で探すのに便利
“見た目が似ている商品を探せる機能”は、その画像の商品名・ブランド名が分からない場合や、ブランドにこだわりはないが、画像の商品と似たようなデザインの物を探したい場合には、特に有効な手段といえるでしょう。
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全ての商品で使える機能ではない
ただし画像検索アイコンは、メルカリに出品される全ての商品に付くわけではありません。どのように区別されているのかは不明ですが、アイコンが付いていれば“見た目が似ている商品を探せる機能”が使えます。アイコンが付いていない商品には、「見た目が近い商品」の表示もありません。ただし「この商品を見ている人におすすめ」という表示はあります。そっくりな物は見つけにくくなるかもしれませんが、おすすめから商品を探すことも可能です。
目当ての商品にサクッとたどり着きたい人には便利だが……
“見た目が似ている商品を探せる機能”を使うと、商品の絞り込みができ、検索の時短になります。目当ての商品をサクッと見つけたい人にはおすすめの機能です。ただユーザーの中には、知らなかった商品に出会えることこそがメルカリの楽しさだと考える人もいるでしょう。
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“見た目が似ている商品を探せる機能”を使うのもよいですが、時にはメルカリからのおすすめを覗いてみるなど、両方をうまく使っていくようにすると、素敵な商品に出会えるかもしれませんね。
(文:川崎 さちえ(フリマアプリ・ネットオークションガイド))