「NISAで5年間コツコツ」30歳男性が毎月2万円の積立投資を続けたら資産はどうなった？

2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

30歳・年収300万円自営業・自由業男性の積立投資の取り組みと運用成績は？

今回は広島県に住む30歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人のみ

金融資産

年収：300万円
金融資産：現預金400万円、リスク資産150万円

リスク資産の内訳

・投資信託：150万円

積立投資実績

（※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載）
・日経平均高配当利回り株ファンド／NISA：2019年から
・たわらノーロード全世界株式／NISA：2019年から

2019年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投資額は日経平均高配当利回り株ファンドに「月1万5000円」、たわらノーロード全世界株式に「月5000円」をベースに積み立てているとのこと。

投稿のあった2024年10月時点の運用実績については、日経平均高配当利回り株ファンドが「元本約80万円→運用益込約100万円」、たわらノーロード全世界株式が「元本約40万円→運用益込約50万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子。

「日経平均高配当利回り株ファンドは、2年目にマイナスに推移しましたが現在はプラスを維持しています。たわらノーロード全世界株式は安定してプラスに推移して、3％程度の上昇をしています」とのこと。

「NISAで投資を始めてリスク資産は3年目に80万円が90万円に、5年目に130万円が150万円にと増えていき、資産を蓄えることができました」と説明されています。

30歳・年収300万円自営業・自由業男性の思う積立投資のメリットは？

「堅実で、ランキングサイトなどを見て買い物」をするなど慎重にお金を使うタイプだという投稿者。

積立投資を始めてよかった点として、「何もせずにとはいきませんが、微々たるものでも資産が増えていくことは気分が良いです」とコメント。

いっぽうで、「日常生活で常に資産の値動きが気になってしまい、脳が疲弊してしまう」こともあると言います。

今後は「プラスが30％に達したら、一度引き出してみようかなと考えています」とのことで、それまでは「少額で毎月決まった額を積み立てていけたらな」と語られていました。

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(文:あるじゃん 編集部)