ファッションジャーナリストの川島蓉子が、1月3日に63歳で死去した。夫であり、クリエイティブエージェンシー リプルの代表取締役を務める川島孝之が自身のブログで伝えた。
夫・川島孝之のブログによると、川島蓉子は昨年12月27日、マンション前のコンクリート道路で転倒し頭部を強打。その後病院に搬送されたが、急性硬膜外血腫と診断され、今月3日に息を引き取った。なお、葬儀は近親者のみで既に執り行われたという。
川島蓉子は1961年新潟県新潟市生まれ。早稲田大学卒業後、文化服装学院のマーチャンダイジング科を修了。その後は伊藤忠ファッションシステムに入社し、取締役やifs未来研究所所長などを歴任したほか、ジャーナリストとして伊勢丹や虎屋、ビームス、資生堂などの取材本をはじめ、エッセイを含めた30冊の執筆に携わった。また、多摩美術大学の非常勤講師や、Gマーク審査委員なども務めた。
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