神戸が米シアトル・サウンダーズFCとパートナーシップ締結…若手育成やファン交流などで相互連携

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2025年01月17日 13:05  サッカーキング

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神戸がシアトル・サウンダーズFCとパートナーシップを締結
 ヴィッセル神戸は17日、メジャーリーグサッカー(アメリカ合衆国1部)に所属するシアトル・サウンダーズFC(アメリカ)とパートナーシップを締結したことをクラブ公式サイト上で発表した。

 神戸のクラブ公式サイト上は「このたび、ヴィッセル神戸はシアトル・サウンダーズFC(アメリカ)とのパートナーシップを締結しましたので、お知らせいたします」と発表。「また、この提携の開始に伴い、DF山田海斗選手(18)がシアトル・サウンダーズFCのリザーブチームであるタコマ・ディファイアンスに2025年シーズン終了まで期限付き移籍いたします。今後はさまざまな分野で連携を深め、両クラブの発展と関係強化を目指します」と、若手育成の相互連携にも力を入れていくことを明かした。

 同サイトが公開したパートナーシップの内容は次の通り。

■パートナーシップの概要
「このたび、アメリカのシアトル・サウンダーズFCとのパートナーシップを締結することになりました。今後、さまざまな分野で連携を深め、両クラブの発展と関係強化を目指します」

■パートナーシップの内容
1)文化交流と若手育成における新たな機会の創出
2)親善試合やユースキャンプ、共同チャリティーイベントを通じた地域間の取り組み
3)デジタルエンゲージメントの強化と両都市間のファン交流の促進
4)アジアとアメリカを結ぶ架け橋として、両クラブのブランド価値向上

■ヴィッセル神戸 代表取締役社長 千布勇気 コメント
「このたび、ヴィッセル神戸はシアトル・サウンダーズFCとパートナーシップを締結します。神戸市とシアトルは姉妹都市であり、阪神淡路大震災を契機に1995年にはヴィッセルがシアトルに行き、翌年の1996年にはシアトル・サウンダーズFCの前身となったチームが神戸に来てチャリティーマッチをおこなったという経緯もあり、今回このパートナーシップが実現しました。シアトル・サウンダーズFCという素晴らしいクラブと提携できることを光栄に思います。このパートナーシップは、スポーツとビジネスの両面での取り組みであり、今後は移籍や選手育成の強化をはじめ、若手選手の成長機会の創出、スカウティングやデータ共有を通じて才能ある選手の発掘と育成を推進していくなど、多様な連携を深めていこうと考えております。また、アジアとアメリカを結ぶ架け橋として、両クラブのブランド価値向上にも力を入れていきます。今後長年にわたり、両クラブが共に発展していくことを楽しみにしております」

■シアトル・サウンダーズFC オーナー Adrian Hanauer 氏 コメント
「両クラブと両都市の絆は特別な意義を持つものです。ヴィッセル神戸が30周年という節目を迎えるにあたり、この関係を再確認し、新たな協力の機会を模索する絶好の時期だと感じました。このパートナーシップはサッカーのことだけではなく、グローバルなコミュニティ、共通の価値観や相互尊重に基づくものであり、非常に楽しみにしています」

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