【ラグビー】新潟食料農大の前主将、尾沼尚樹が三菱重工長崎に加入「どこまで続けられるか挑戦」

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2025年01月17日 18:27  日刊スポーツ

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三菱重工長崎でラグビーを続ける尾沼

関東大学ラグビーリーグ戦で今季から2部に昇格する新潟食料農大の前主将、フランカー尾沼尚樹(22、4年)が今春、社会人のトップキュウシュウリーグ所属の三菱重工長崎に加入する。


昨年12月、3部首位の新潟食料農大は2部8位の国士舘大を破って創部5年目で2部昇格を決めた。尾沼はその原動力になった。今後は社会人で自身のラグビー人生を追求する。


尾沼は新天地での活動を心待ちにしている。三菱重工長崎はトップウエストにつながるトップキュウシュウで昨季5位。近年、強化に取り組んでいる。「これからもラグビーを続けられる。楽しみが多い」と話す。


新潟食料農大は昨年の入れ替え戦で国士舘大を33−29で破り、2部昇格。「自分たちの代の目標は果たせた」と自身の大学ラグビーに及第点を着けた。同時に「部の本当の目標は1部に上がって大学選手権に出ること。まだまだ先がある」と後輩に奮起を促した。


谷崎重幸監督(66)から3年生の時にゲーム主将を任され、練習プランを考えた。4年生で主将になり、控えの下級生にも声をかけてコミュニケーションを密にした。「高校まで人前に出ることはなかった。成長できたのも谷崎先生とチームのおかげ」。大学での経験を土台に「どこまでラグビーが続けられるか、挑戦したい」と意欲を見せた。【斎藤慎一郎】


◆尾沼尚樹(おぬま・なおき)2003年(平15)1月16日生まれ、大阪府出身。泉佐野第一小5年から岬ラグビースクールで始める。佐野中では大阪府のスクール選抜入り。常翔学園ではフッカーで3年生の時に全国高校大会(花園)に出場して3回戦進出。新潟食料農大では1年からフッカー、フランカーで出場。173センチ、92キロ。

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