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埼玉県川越市は17日、市民部の男性副部長(56)が昨年6月に酒を飲んだ状態で車を運転し、ひき逃げ事件を起こしたとして、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。捜査関係者によると、西入間署は男性を道交法違反(ひき逃げ)などの容疑で書類送検する方針。
同市によると、男性は、昨年6月19日、坂戸市内の飲食店で飲酒後、午後11時ごろに酒気帯び状態で乗用車を運転し、自転車を押して歩いていた人の自転車に接触したにもかかわらず、警察への報告や救護措置などを行わずにそのまま立ち去ったという。同年12月に県警からの連絡で、事件が判明した。男性は市の調査に事実関係を認めているという。
川合善明市長は「職員がこのような不祥事を引き起こしたことで、市民の信頼を失墜させたことに誠に申し訳なく、深くおわびします」とコメントを発表した。【仲村隆、加藤佑輔】
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