【ジャンプ】高梨沙羅「札幌大会でいいきっかけをつかめたら」W杯公式練習で全体7位の飛躍

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2025年01月17日 18:45  日刊スポーツ

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公式練習を終え引き揚げる高梨(撮影・黒川智章)

ノルディックスキー・ジャンプ女子W杯札幌大会は、18日に札幌市大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)で開幕する。17日は予定されていた予選が悪天候で18日に延期となり、公式練習のみ行われた。高梨沙羅(28=クラレ)は今季まだ表彰台なし。地元での一戦をシーズン後半への起爆剤とする。


高梨は雪が降る中で行われた公式練習に参加し、125メートル、99・5メートルを飛んだ。1回目は全体7位の飛距離だった。着地で雪に足を取られて転倒する選手も続出。「転倒している選手もいて、体がすごく心配だけど、こういう状況で明日(18日)も飛ぶかもしれないので、明日に向けて準備したい」と仲間を気遣いながら、気持ちを切り替えた。


今季W杯個人戦は最高でも中国・張家口の4位。表彰台まであと1歩も、まだ届いていない。試行錯誤を続けるが「シーズン始めからなかなか厳しい試合が続いているけど、試合ごとに自分のジャンプっていうものが見えつつある」と手応えは得ている。6日W杯フィラハ大会を終えて帰国後は、会場となる大倉山で調整を重ねた。


助走の修正に取り組む。ジャンプ台によって変わる対応に迫られる中で、再現性を求める。今季採点ルールが変わり、最大2点から3点に減点が大きくなった着地でのテレマーク姿勢も課題。この日は「テレマークを入れることができなかったので、もっと経験していかなきゃいけない」と反省した。


来年に迫る4度目の大舞台で最高のジャンプをぶつけるために全力を尽くす。「たくさんの方々が応援してくださる試合。札幌大会でいいきっかけをつかめたら」。26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪プレシーズン。地元での大飛躍を目指す。【保坂果那】

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  • ジャンプ台によって変わる対応に迫られることは他の選手も同じとちゃうんかお?ǭ
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