ゲーム「ぷよぷよ」のグッズの製造販売を中止すると発表していた、アニメ・ゲーム・クリエイターグッズを手がけるSUNHEADプロダクションは、当初販売中止理由としていた「想定よりも大きく下回る受注数だった」という説明を撤回し、謝罪しました。
同社は販売中止の理由を改めて説明したものの、その中身に批判が相次いでいます。
●「こんな悲しいことある?」
対象商品は1994年にセガやコンパイルが発売したゲーム「ぷよぷよ通」のキャラがデザインされたバスタオルやグッズなど10商品。2024年12月24日〜2025年1月5日まで同社の通販サイトで受注を受け付けていました。
|
|
しかし同社は1月15日、公式X(Twitter)を更新し、「今回の販売商品に関しまして、弊社想定よりも大きく下回る受注数だった為、製造販売を断念せざるを得ない状況となりました」と、受注不足を理由に商品の製造販売を中止すると説明。
購入者には「ご購入頂きましたお客様へは大変申し訳なく思っております。つきましては、順次返金対応を行って参りますので、ご確認含めましてもうしばらくお待ち頂けますと幸いです」と伝え、「改めまして、心待ちにしておられたお客様に対して、心よりお詫び申し上げます」と謝罪しました。
突然の発表を受け、ファンからは「こんな悲しいことある?」「マジかよ」「思ったより売れなかったから中止して返金とかそんな事あるんだ」といった反応が聞かれていました。
●「あまりにも酷すぎて白目」
しかし、17日にはふたたびXに文書を投稿し、15日に説明した販売中止理由について「誤解を招く表現があった」として撤回しました。
|
|
同社は「今回の販売中止に関しましては、弊社の経営状況の悪化に伴う事が原因で御座います」と、受注不足が理由ではなかったと説明。「弊社の経営状況の悪化により、関係各所へご迷惑をお掛けしてしまった事、この場をお借りして、改めて深くお詫び申し上げます」とあらためて謝罪しました。
当初の「受注不足」である旨を撤回したこと、また「経営状況の悪化」が販売中止の理由だったという新たな説明に対し、ファンからは「誤解というか、虚偽説明だったってことですか」「それはさすがにヤバくないですか?」「あまりにも酷すぎて白目」「話が違う」と批判が続出。
対象商品について、同社は「順次返金対応を行って参ります」と説明しているものの、企業としての姿勢を問われる対応を受け「注文しちゃった人たち不安すぎるでしょ」「返金対応がホントにされるのかが心配です」と懸念の声も相次いでいます。
【2025年1月17日23時55分追記】ゲームの販売元について一部加筆しました。
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 ITmedia Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。