渡井理己、新天地・柏でロドリゲス監督&甲本テクニカルと“再タッグ”「移籍した意味があったと思える年にしたい」
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2025年01月18日 08:01 サッカーキング
柏レイソルは17日、新体制発表会見を行った。徳島ヴォルティスから完全移籍で加入したMF渡井理己は「J1ではそこまで結果を残せていないので、このタイミングでチャンスをもらえることに感謝していますし、移籍した意味があったと思える年にしたい。タイトルを取るためにプレーしていきたいです」と新天地でのタイトル獲得を今季の目標に掲げた。
渡井は静岡学園高等学校卒業後、2018年に徳島に加入。ルーキーイヤーは出場機会に恵まれなかったものの、19年は29試合6得点5アシスト、20年は38試合6得点4アシストと着実に力を付けていった。この期間に指導を受けたのが、今季から柏を率いるリカルド・ロドリゲス監督。実に6年ぶりの“師弟コンビ”復活となる。その後、渡井は海外挑戦も経験し「よりゴールに向かって行く意識が強まった」。「攻撃的なサッカーを掲げているので、ゴール前で自分の特長を出していければゴールやアシストに関わることができる。チームのタイトル獲得を目標に、個人としても結果を出して貢献していきたいです」と話した。
指導陣には同じく徳島で薫陶を受けた甲本偉嗣氏が今季からテクニカルとして入閣。「監督のやり方も分かっていますし、いろいろな面でアドバイスをしてくれる」頼もしい存在だ。また栗澤僚一ヘッドコーチ、大谷秀和コーチ、染谷悠太コーチと選手として柏に在籍し、Jリーグでの豊富な実績を誇る指導陣がチームに揃う。「特に何かイレギュラーが起こった時に選手目線でアドバイスをしてくれます。相談もしやすいですし、J1でプレーしたのは1年間なので(2021年)話を聞きながら、自分なりに成長できると思うので聞いていきたい」とさらなる成長へ意欲を示した。
柏での背番号は「11」に決定。徳島では「16」「10」「88」を背負い、ボアヴィスタでは「13」を着けた。「今まで11番は着けたことがなかった。新しいチームに来たので、また違った姿を見せられれば」と考え、「11」を選択したことを明かした。昨季までマテウス・サヴィオ(浦和レッズ)が背負った「10」は空き番号に。渡井は徳島で「10」を背負った経験を持つが「まずは自分なりに認めてもらえるように。前任はサヴィオ選手ですし、柏のファン・サポーターの皆さんに認めてもらえるように頑張ります」と意気込んだ。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)
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