2年連続J1得点王が“電撃退団”? ブラジル王者ボタフォゴが横浜FMのアンデルソン・ロペス獲得に動く

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2025年01月18日 11:04  サッカーキング

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2年連続でJ1得点王に輝いた横浜FMのA・ロペス [写真]=兼子慎一郎
 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)に所属するボタフォゴが、横浜Fマリノスのブラジル人FWアンデルソン・ロペスの獲得に向けて動いている模様だ。現地時間17日、ブラジルメディア『ge.globo』が伝えている。

 現在31歳のA・ロペスは、2016年7月にサンフレッチェ広島へ期限付き移籍加入を果たし、自身初となる日本でのプレーを選択した。2019〜2021シーズンに在籍した北海道コンサドーレ札幌では、公式戦通算75試合で39ゴール6アシストをマーク。2022年2月、海外移籍した日本代表FW前田大然に代わるストライカーの補強を目指していた横浜FMへと完全移籍で加入すると、昨季は明治安田J1リーグ37試合で自己ベストとなる24ゴールを決め、2年連続のJ1得点王に輝いた。これまで、横浜FMでは公式戦通算132試合に出場して76ゴール16アシストを記録している。

 昨年12月28日には、横浜FMがクラブ公式サイト上でA・ロペスとの契約更新を発表。契約期限が2027年6月30日まで延長されて両者の結びつきは今後も続くものと思われていたが、『ge.globo』によるとボタフォゴがA・ロペスの獲得に動いているという。同メディアは「すでに契約交渉が行われており、互いの価値観について話し合った」と伝えており、ボタフォゴが横浜FMに二度オファーを出したことについても言及。「最初のオファーは拒否され、2回目の提案が進められている」としている。

 ボタフォゴは、2024シーズンにクラブ史上初のコパ・リベルタドーレス制覇に加え、1995年以来3回目となるカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA優勝を達成。過去に柏レイソルやサンフレッチェ広島でプレーしたブラジル人FWジュニオール・サントスが攻撃の中心として活躍し、コパ・リベルタドーレスでは大会得点王に輝いていた。だが、同選手は国内のライバルであるアトレチコ・ミネイロへの移籍が有力視されており、ボタフォゴとしては退団に備えて後任を確保しておきたい
ところ。Jリーグでたしかな実績を残しているA・ロペスに白羽の矢が立った模様だ。

 横浜FMと契約更新を済ませているため、ボタフォゴのA・ロペス獲得オペレーションは難しい状況にあると言えるが……。今後も、J1得点王の去就には注目が集まりそうだ。

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