ニッポン放送・宮田統樹アナ、新人のドラ1左腕に注目!

0

2025年01月18日 11:12  ベースボールキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

ニッポン放送・宮田統樹アナウンサー
◆ いつでもみんなのプロ野球!実況アナルーム1月のテーマは“今年注目の新人選手”

 昨年の11月で83歳となった大ベテランのニッポン放送・宮田統樹アナウンサーは、今年注目の新人選手にドラ1左腕の2人の名前をあげた。

 宮田アナは「僕は西武を取材することが多くて、左投手が印象に残っていて新人王の武内が2桁10勝、キャリアがあるけど3年目の隅田が今年9勝、1年目から期待されて大学出身でね。左ピッチャーに注目して見て見ました」と話し、「大学、社会人が揃って即戦力じゃないかと思って、阪神のドラ1・伊原。ストレートとチェンジアップ。武内もチェンジアップを持っているんだけど、ストレートとチェンジアップが武器で大商大に3年生の時に最多勝をとっていると言うことで、立派なキャリアがある。即戦力かなと思っています」とまずは阪神のドラフト1位・伊原陵人(NTT西日本)を挙げた。

 続いて「もう1人、左腕投手で金丸。こちらは関西大。ストレートとスプリット落ちる球が鋭く落ちるらしくて、期待のルーキーかなと思いますね」と中日のドラフト1位・金丸夢斗(関西大)を注目選手にした。

 宮田アナが今までで印象に残っている左腕について訊いてみると、「最近では武内だね。新人王、右バッターのインローがズバリと決まって、変化球チェンジアップとか投げてくる。それに彷彿させるような伊原、金丸。金丸も落ちるボールを持っていると言うところで期待大ですね」と昨季パ・リーグ新人王の武内夏暉(西武)は凄かったようだ。

 また、実況アナウンサーとして新人自主トレでは新人選手のどんなところに注目しているのだろうかーー。

 「ライオンズではルーキーは新人自主トレで大きな実技はやらないからキャッチボール。きちんとしたフォームで投げているか、渡辺久信元監督の頃にピッチャーだから投げ方をしっかり見ていて良いフォームだとか、伸びのあるボールの話を聞きましたね。涌井も横浜高校なんだけど、松坂ほど話題にはならなかったのね。いい投げ方しているな、肘の使い方が上手だなと言う話を聞いて、キャッチボールを見ていて、1つの僕なりと言うとオーバーだけどきれいな投げ方の選手はいいよ。やりそうな気配がするよ」と、新人自主トレでは投手のキャッチボールに注目する。

 最後に新人選手たちに期待することについて「なんだろうね」と少し考えたあと、「天狗にならないようにね」とポツリ。「大々的に大きな活字で扱われちゃうと、僕だったら勘違いしちゃうな。気をつけなければいけない落とし穴がそこにあるんじゃないかなと僕は思う。気分は良いよね。ただ、ルーキーとして入っても第一線で活躍する人は全員が全員じゃないし、中には1勝もできなくて、1本のヒットも出なくて去っていく人が多い。王さんも若松さんも言っていたけど、オフはシーズンが始まってヒット1本出るんだろうかと若松さんがおっしゃっていたこともありますね。王さんもホームランが1本出るんだろうか、オフはそういう時期なのね」とプロの世界の厳しさ、自覚を促していた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定