2017年6月27日、ひとりの子猫が新たな家で暮らし始めました。その子は、元保護猫の「こまち」ちゃん(取材時、7歳)。
【写真】びっくり!カーテンからひょっこり顔をのぞかせる猫さん
X(旧Twitter)ユーザー・こまちさん(@Mmk03____)のおうちには、当時、3匹の先住猫がいました。新たに猫を迎える予定はなかったものの、娘さんの「子猫を迎えたい」という気持ちが、そのきっかけとなったといいます。
「6年ほど新たに猫を迎えていませんでしたが、娘の願いを受けて保護猫団体のホームページを見ることにしました。そのとき目に留まったのがこまちです」
こまちちゃんは、地域猫が生んだ5匹の子猫のうちの1匹。
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「こまちは民家の軒下で暮らしていたところを保護されました。保護当時は猫風邪を引いていて、目が結膜炎で真っ赤に塞がってしまい、発熱もあったそうです」
そんな状況を乗り越え、健康状態が落ち着いたタイミングで、こまちちゃんは新しい家族のもとへやって来ました。
元気いっぱい! おうちでの暮らし
こまちちゃんは、お迎え初日からその活発さを見せてくれたそうです。
「お迎えした初日の夜、こまちは夜通し鳴き続けていました。でも朝になって静かになったので様子を見に行くと、ケージから抜け出してリビングで遊んでいたんです(笑)」
その元気さは今でも変わらないようです。
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「先住猫とは6歳から7歳くらい年齢が離れていますが、臆することなく追いかけたり、ちょっかいを出したりしています。先住猫たちはそんなこまちを温かく見守ってくれて、初対面のときから優しく接してくれました」
特に3年前に亡くなった「ニャン吉」くんとの相性は抜群で、こまちちゃんにとってニャン吉くんは心強いお兄ちゃんだったのでしょう。
「ニャン吉は面倒見が良く、こまちはいつもニャン吉と一緒にいました」
お転婆で自由奔放なこまちちゃん
こまちちゃんは、その自由奔放な性格で飼い主さん家族を魅了しています。
「突然、唸り声をあげてひとりで家中を走り回ることもあります。年齢を重ねて少しは落ち着きましたが、お転婆なところは今も健在です」
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また、家族との触れ合いも大好きだといいます。
「夫と猫じゃらしで遊ぶのが大好きで、まん丸おめめで一生懸命追いかける姿がとてもかわいらしいです。甘えたいときは自分から近寄ってきて、体を指でツンツンすると、その場に横になってゴロンゴロン転がります」
一方で、ビビリな一面も。
「インターホンや掃除機の音が苦手で、カーテンの裏や高い場所に逃げてしまいます」
元気いっぱいなお転婆さと、甘えん坊な愛らしさ。こまちちゃんの存在は、飼い主さん家族に日々、笑顔をもたらしているのです。
今、こまちちゃんへ伝えたいこと
こまちちゃんは今年7歳を迎えました。その体には、かわいらしい特徴があるといいます。
「背中にはミッキーマウスの顔のように見える柄があって、足の付け根にはハート柄もあるんです」
これまで、こまちちゃんは家族にたくさんの癒やしと幸せを与えてきました。
「こまちは毎日、私たちに癒やしと幸せを届けてくれます。本当に『ありがとう』という気持ちでいっぱいです。これからも先住猫のみゅうちゃん、まろちゃんと仲良く、健康でいてほしい。そして、今のままのお転婆でかわいいこまちでいてほしいと思います」
家族の温かな愛情に包まれ、こまちちゃんは今日も元気いっぱいに過ごしています。これからもこまちちゃんらしく、楽しく幸せな日々を送っていくことでしょう。
(まいどなニュース特約・梨木 香奈)