【柔道】新潟第一が3連覇 先鋒長谷川美波が大外刈りで技あり奪い優勢勝ちで流れを引き寄せた

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2025年01月18日 20:23  日刊スポーツ

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女子団体3連覇を喜ぶ新潟第一のメンバー

<全国高校柔道選手権新潟大会>◇18日◇男女団体戦◇新潟市鳥屋野総合体育館



女子団体は新潟第一が3連覇した。決勝は開志国際に2−1で競り勝った。立役者は、この試合で初めて団体戦に出場した先鋒(せんぽう)の長谷川美波(1年)。試合中盤に大外刈りで技ありを奪って優勢勝ちし、流れを引き寄せた。


殊勲の1勝を挙げた直後、長谷川はベンチの丸山剛広監督(44)に駆け寄り号泣した。「自分が負けたら後ろの先輩に迷惑がかかる。勝つしか選択肢がなかった」。続く中堅戦、横田葵(2年)が技ありの優勢勝ちで決着。プレッシャーをはねのけた1年生の白星がチームを勢いづけた。


長谷川は「大会前は得意の大外刈りばかり練習していた」と言う。対戦相手の開志国際・桜井ことみ(1年)には個人戦3連敗中。苦手の難敵に大技狙いが功を奏した。大一番で切り込み役に抜てきした丸山監督は「3分間、どこかで1度かかってくれれば。それが出た」。全国大会を前に、ポイントゲッター候補が芽を出した。

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