【ジャンプ】高梨沙羅が今季変更のスーツ使用枚数制限&登録制ルールに「それで苦しいとかでは」

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2025年01月18日 20:50  日刊スポーツ

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14位に終わり引き揚げる高梨(撮影・黒川智章)

<ノルディックスキー:ワールドカップ(W杯)ジャンプ女子>◇個人第10戦◇18日◇札幌市大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)



高梨沙羅(28=クラレ)が、今季から変更されたスーツのルールついて言及した。国際スキー・スノーボード連盟(FIS)がスーツの使用枚数を制限している。「FISが国によってスーツでのレベルが変わらないように、均等化されるようにというところでのルールらしい」と、前向きにとらえる。


今季のW杯から1試合につき使用できるスーツの枚数は1着となっている。また、ピリオド(期間)ごとに登録できる枚数も決められており、登録されたスーツの各パーツごとにIDチップを装着。裾、袖などのパーツのつけ替えなどの不正を防ぐのが狙いで、試合出場の際にチップを読み取り、登録スーツであるかチェックされている。


FISは、予算が限られた国と強豪国の選手との平等化、コスト削減、持続可能性の観点から、ルール変更を決定した。これまで欧州の強豪国は1回目と2回目の飛躍で別のスーツに着替えることや、1試合着たら新たなスーツに変えることもあったという。日本はそのような国に比べると、シーズン通して決してスーツの枚数が多い方ではなかった。そのため高梨は「去年よりもスーツをいただいているような感覚があるので、それで苦しいとかではない」と、影響はないとした。【保坂果那】

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