【京成杯予想】昨年はダノンデサイルがここから飛躍 クラシックへの登竜門
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2025年01月19日 06:35 netkeiba
昨年はダノンデサイルが、一昨年はソールオリエンスがここをステップにした注目のレース。舞台となる中山競馬場芝2000mコースは4角からスタートして、ゴール前の急坂を2度越えるので、スピード、瞬発力よりもスタミナ、タフさが求められるコースだ。
◎パーティハーンは京都競馬場芝1800m新馬戦2着馬。半マイル通過48.8秒のスローペースを好位のインで追走し、最後は楽に抜け出したが、馬場の良い大外を通った勝ち馬に足元をすくわれるような形になってしまった。それでも最後2ハロンが11.6-11.2なら力を示した1戦と言える。続く2戦目は同じ京都競馬場の芝2000mでは先行して後半の4ハロンすべてを11秒台でまとめて後続を突き放した。長く良い脚を使えるタイプで中山芝2000mの適性は高そうだ。
〇キングノジョーは東京競馬場芝2000m新馬戦優勝馬。半マイル通過50.5秒のスローペースだったため道中は口を割りながらの追走だったが、前に壁を作るとしっかりと折り合い、最後2ハロンは11.1秒-11.3秒。最後は流したためにラップを落としたが、それでも優秀な内容だった。半兄にベルモントSなどを勝利した本邦輸入種牡馬パレスマリスと、アイアンバローズ、ジャスティンパレスがいる血統。タフなコースは味方してくれそうだ。
▲マテンロウムーブは中京競馬場芝2000m未勝利戦優勝馬。半マイル通過49.8秒、前半1000m62.2秒のスローペースを後方待機。3-4角手前から動き出して、大外から一気に差し切った。逃げ粘った2着馬とはクビ差だったが、3着以下にはそこから5馬身の差をつけた。急坂のある部分のレースラップが11.2秒だったから、この馬は10秒台か。まだ奥がありそうで、将来が楽しみだ。
△インターポーザーは中京競馬場芝2000m未勝利戦優勝馬。半マイル通過49.1秒、前半1000m62.0秒のスローペースを後方待機。勝負どころでもペースが上がらなかったため自分で動いて行って早め先頭。最後は11.1秒-11.3秒で後続を封じ込めた。葉牡丹賞の内容が良かった△ゲルチュタール、1戦毎に内容が良くなっている△センツブラッドと、距離延長に望みを託したい△ドラゴンブーストも押さえておきたい。
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