他人の不幸の上に幸せは成り立たないものだ。夫に不倫された50代女性は、辛い体験を打ち明けた。夫は独身を装い、行きつけの理容室の「バツ2、3人の子持ち女」というスタッフと3年間、不倫していた。不倫相手へのプレゼントとして洋服やアクセサリー、挙句の果てには指輪をネットで購入していたが、すべて中古品だった。
そんな夫は不倫相手と会っている最中に脳梗塞を発症。救急搬送されたことで、不倫が明るみに出ることになった。(文:國伊レン)
毎日1人で大泣き、「数日で10キロ程痩せました」
搬送先の病院で夫から経緯を聞き違和感を覚えた女性は、発症した当日の様子が分かるものを探した。そしてドライブレコーダーを確認したところ、決定的な証拠が残っていた。
「夫はその女とその娘と出掛けていました。当日、女のマンションへ迎えに行き、夕食のため向かったうどん屋駐車場で夫自身が身体の異変に気付いた様でした。その後、女のマンションまで運転して、そこで救急車を呼び、そのまま緊急入院。その全てがドラレコで記録されていました」
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長い間、裏切られ続けていた事を知った時の苦痛は計り知れない。「私は発病した夫には怒りを向けられず、相手女にその怒りを向けました」と回想する。不倫相手を不貞行為で訴え、結果は示談に。「今でも私は納得していません」というが、夫は独身だと偽っていたようだから、相手女性にどの程度の落ち度があったかは不明だ。
介護が必要な体になった夫は、そのタイミングで不倫を終わらせたようだ。それから4年も経つというが、女性は最近まで苦しかったと打ち明ける。
「発覚当時、私は精神的にも身体的にも参りました。食べれず、眠れず、毎日1人で大泣きし、当時は数日で10キロ程痩せました。精神科を生まれて初めて受診し処方箋を飲んでいました。メンタル的に立ち直ったのは最近です。しかし、今でも夫を心からは許していません。この恨みは一生消えないし、忘れられません」
不倫や浮気をされた側は心に一生消えない傷を負う。そのことを不倫した側は忘れてはならないだろう。
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※「不倫一歩手前までいった人」はこちら https://questant.jp/q/KXDCAJTD
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