ママスタ子どもと仲よくしてくれるお友達はありがたい。そうは思っていても、「この子とは仲よくしてほしくないな」「できればもう遊んでもらいたくない」と思ってしまうお友達も少なからずいるもの。先日ママスタコミュニティでもこんな質問が寄せられました。
『子どもには言わないけど、「遊んでほしくない」と思う友達っていますか？ 理由も教えてください』
今回のカテゴリは小学生。遊びに行く際に親の付き添いがなくなることで親の目が届かなくなったり、学校内でのトラブルが起きたりと、交友関係が進化していくお年頃です。そんな小学生のお子さんを持つママたちが、わが子には言えないけれども「この子とは遊んでほしくない」と思ってしまうお友達についてエピソードを語ってくれました。
親が問題ありのお友達とは遊んでほしくない
『その子が「意地悪してくる」とわが子が言っていて。正直遊んでほしくないけど、わが子もその子のことが嫌いではないみたい。仲いいときは仲よしみたいなので「遊ばないで！」となかなか言えない』
『いる。口が悪いし話を聞いていたら性格もよくない。娘を何度か泣かせたことがある。でも口出ししてはいけないと黙っている』
小学生ママたちのリアルな悩みが垣間見えた今回の投稿。わが子と表では仲よく遊んでいるものの、なんとなく引っかかることがあり、積極的に遊んでほしくないと思ってしまうママがいました。実際にわが子に意地悪をしてきたり被害を受けた経験があったりすると、距離を置いてほしいと思うのは親として当然ですよね。しかし子どもの交友関係に親が口を出すことに躊躇しているからこそ、何も言わずに見守っているというママたちの苦悩もうかがえます。
『母親がよその家庭のあれこれを知りたがる家庭の子。子どもを通して成績、旦那のこと、私のことを聞き出そうとする。仲よくしてほしくない』
『平気で嘘をつく子。マナーがなっていない子。親が悪いのはわかっているけど、本気で家に入れたくない。汚されるし、言動にイライラするから無理』
『親が過保護。細かい。暇だから自分の思うように相手が動かないと放置とか騒ぎだしたり、トラブったりしそうで面倒。 小学生になってまで親が付き添わないと文句を言われそうで嫌』
またお友達本人ではなく、その親がトラブルメーカーだったり、マナーがなかったりするから遊んでほしくないと考えるケースもあるようです。小学生はまだまだ親が子どもの見守りをしなければいけない年齢。そのため仲よくなったお友達の親とも多少なりとも関係性が構築されるものですよね。そのお友達の親に対して「この親とはお付き合いしたくないな」と思えば、その子どもとわが子も遊んでほしくないと思ってしまうもの。また親が問題ありの場合は、躾や性格など親の影響を子どもが受けていることも多いでしょう。苦手な親の子どもとわが子は仲よくしてほしくないと思ってしまうというママたちの体験談もありました。
嫉妬してくる子、利用してくる子……こんな子どもはわが子と仲よくしてほしくない
『習い事でこちらが昇級すると 「ずるい！ 次は昇級しないで！ 私がクラスで取り残されるから！」と言ってくる子がいて、スルーしていたけど付き纏いがしつこくて困った。娘は学校のクラスも同じて邪険にはできなかったようだけど、「距離取って」と言いたかったな。低きにつけて足を引っ張るのは友達ですらないんだよ』
『いる。ベタベタしてくる。友達として仲よくするというより、利用価値があるから仲よくしているように見える』
『朝早くからピンポン、昼食時や夕方になっても言われるまで帰らない子。万引きする子。勉強できないのにしない子』
この他にも勉強やスポーツのことで嫉妬をしてくるお友達や、一緒に行動することで自分に利があると思って近づいてくるお友達、さらには家に押し掛けてくるお友達など、さまざまな「わが子と仲よくしてほしくないお友達」のエピソードが寄せられていました。いずれも投稿者さんがわが子のお友達をえり好みしているわけではないことがよくわかりますね。わが子に何かしらの迷惑がかかったり非常識な行動だったりと、ママたちのなかで線引きがあり、その線を越えてくる言動をする子に対して「わが子と仲よくしないでほしい」と考える傾向があることもわかりました。
遊んでほしくない子がいたら、わが子に「仲よくしないで」と言っているよ
『鬼ごっこで「自分が鬼ばっかりで嫌だ。自分が狙われるのが嫌だ」。これらのことを母親が担任に電話する親子。下校も公園も母親が付き添い。大人が見ていないところで友達を叩く。学校では遊んでいるみたいだけど、放課後は理由をつけて遊ばせていない。小1』
『言っちゃう。「姑息で性格悪いやつは身近にいると被害を被るから注意しなさい。友達は選びなさい」と言っている』
『口が悪い子。うちの子が真似して困っている』
『何でも自分の思い通りにしたがるしつこい子。「それちょうだい！」「お願い！」「ねえ、遊ぼう。いいでしょ？」「なんで家に入れてくれないの？ お願い！」とか』
投稿者さんは「子どもには言わないけど」と前置きして、遊んでほしくないお友達についてママたちに尋ねていました。今回の投稿でも、実際にわが子本人には「あの子とは遊ばないで」と言いたいけれど言えなくて我慢しているママが少なくないことがわかりました。しかし親が口を出さないことでわが子が嫌な思いをしたり、何かしらの被害を被ったりするのは御免ですよね。そのお友達が家にきたり苦手な親とも付き合わなければならなくなったりと、ママたちにも余波がくることも少なくありません。ママたちのなかには「遊ぶ相手は選びなさいとわが子には伝えているよ」「私が遊ばせたくない子とは遊ばせないようにしている」という体験談も寄せられていました。
わが子に「あの子と遊ばないで」と言うかどうかはその家庭の教育方針次第です。口を出さずに見守るのも、一緒に遊ぶお友達のことに言及するのも、親がわが子を心配して大事に思うが故でしょう。対応に悩むママも多いかもしれませんが、「こういう場合は口出しをする・しない」と自分なりの線引きを作ってみるのがいいかもしれませんね。
文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・Ponko
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