アトレティコの連勝「15」でストップ…シメオネ監督「勝つことに慣れると、負けがとても難しくなる」
アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督が、18日のラ・リーガ第20節レガネス戦を振り返った。同日にスペイン紙『アス』が伝えた。
クラブ記録を更新する公式戦15連勝で敵地レガネス戦に臨んだアトレティコ・マドリードだったが、49分に先制を許すと、アントワーヌ・グリーズマンのPK失敗も響いて0−1の敗戦。シメオネ監督は試合後、「勝つことに慣れると、負けることがとても難しくなる。勝つことはとてもいいことだし、健康的で、多くのポジティブな状況を生み出す。でも、負けるときは…。それは試合の一部であり、旅の一部であり、道の一部なんだ。それを受け入れなければならない」と、結果に落胆しつつも再び前を向こうとしている。
「一歩一歩進んでいこう。私たちはクラブの歴史に残るような素晴らしい15試合を戦った。とても健全で、とても素晴らしいことだ。リーグ戦、カップ戦、チャンピオンズリーグで我々にアドバンテージをもたらしてくれた。私はまず、今日までの選手たちの努力に敬意を表したい。多くのことをうまくやったが、細かい部分でうまくいかなかった」
「チームは十分なチャンスを作った。リードした後の相手は守備が非常に硬くなり、前半のような明確なプレーができなくなった。私たちにはPKもあったが、レガネスがよくやったと思う。私たちが負ける番だった」
この敗戦でリーグタイトルが遠ざるかとの質問に対しては、「わからない。私たちは優勝した年はレバンテに負けたし、別の年も優勝したがアルメリアに負けた。それがサッカーだ。勝つことも負けることもある。サッカーはとても難しい。スペインのサッカーは美しく。とてもよく戦うチームがある。バルサは最高のチームだが、5敗している」と回答し、優勝争いを語るには時期尚早だと強調した。
仕切り直しを図るアトレティコ・マドリードの次戦は21日に行われるチャンピオンズリーグとなり、公式戦11連勝中のレヴァークーゼンをホームに迎える。
【ハイライト】レガネス 1−0 アトレティコ・マドリード