日本卓球協会は19日、25年4月1日に就任する男女日本代表の次期監督を発表した。都内で記者会見を行い、男子は08年北京、12年ロンドン五輪(オリンピック)代表の岸川聖也氏(37)、女子はTリーグ木下アビエル神奈川の監督などを務めてきた中沢鋭氏(45)となった。
スーツ姿で会見に臨んだ岸川氏は「前回のパリ五輪でメダルを逃した。次の(28年)ロサンゼルス五輪ではメダル獲得を目指したい。五輪までの4回ある世界卓球でもメダル獲得。特にシングルスでのメダル獲得を目指して頑張っていきます」。同じくスーツ姿の中沢氏も「重要なポジションを任せていただき、大変光栄に思うと同時に、責任を強く感じています。就任後、これまでの監督さんたちが築いた貴重な経験を継承しつつ、さらに強いチームをつくっていきたい。目標はロサンゼルスで団体戦銀メダル以上、個人、混合のメダルも増やしていきたい。もちろん結果だけではなく、次世代の強化も、しっかりとやっていきたいと思います」と誓いを立てた。
24年に開かれたパリ五輪では、渡辺武弘監督(63)が率いた女子が団体で4大会連続表彰台となる銀メダルを獲得。田勢邦史監督(43)が指揮した男子は4位入賞だった。【松本航】
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