【バスケ】宇都宮初のユース育成枠・田中大貴が球宴初得点 同姓同名の元代表田中大貴とも初対面

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2025年01月19日 15:35  日刊スポーツ

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U18JADE対U18HELIOS 第2Q、3点シュートを決める田中(撮影・鈴木みどり)

<バスケットボールBリーグU18オールスター:HELIOS87−78JADE>◇19日◇ららアリーナ東京ベイ



宇都宮ブレックス初のユース育成特別枠として、今月16日に登録されたばかりの田中大貴(17=作新学院高2年)が、激しいディフェンスでチームHELIOSを勝利に導いた。


昨年に続き先発出場。チーム最長身(193センチ)を生かしたリバウンド、体を張ったディフェンスで貢献。相手の最長身、196センチの井伊拓海(SR渋谷U18)と互角以上に渡り合い、7リバウンドをマークした。


オフェンスでも第2クオーター(Q)終了間際に3点シュートを成功。試合終了まで1分を切った第4Q終盤には、味方のスチールからコートを独走してレイアップシュートを決め、チームの勝利を決定づけた。


「ディフェンスとリバウンドが自分の役割。HELIOSでは一番背が高かったので、相手の井伊君にいいようにやられないように頑張りました」


16歳で出場した昨年は「とても緊張して、思うようなプレーができなかった」と振り返る。今回は初得点(合計6得点)もあげ、アシストも記録。「外からのシュートも入ってくれた」と手応え十分だった。


すでにブレックスの練習に顔を出し、オールスター本戦に出場した遠藤祐亮や比江島慎とは面識がある。この日、ロッカールームで遠藤にあいさつしていると、元日本代表で同姓同名の田中大貴(33=SR渋谷)を紹介されたという。


「田中さんから『一緒の名前だね。ともに頑張ろう』と声をかけていただきました」。ポジションも近く、目標となる存在から声をかけてもらい、大いに刺激を受けた様子。「プロで生きていく以上は結果を残さないといけない。泥くさいプレーを意識していきたい」。U15から一筋に活動してきただけに、マインドはすでにブレックスカラーに染まっている。今後が楽しみだ。【沢田啓太郎】

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