<陸上:第30回全国都道府県対抗男子駅伝(天皇杯)>◇19日◇広島市平和記念公園前発着(7区間=48キロ)◇47チーム
今年の箱根駅伝で2年連続8度目の総合優勝に貢献した青学大・田中悠登主将(4年)が地元・福井のアンカーを務め、“セルフ実況”で締めくくった。
田中は27位でゴールテープを切る瞬間に「幸福度ランキング日本一の福井県、アンカーを走ります田中悠登、笑顔でのゴール!」と絶叫した。今年の箱根駅伝でも9区から10区へタスキを渡す際に「今、トップでタスキリレー!」と口にしており、今大会も再現。ゴールテープの50メートル手前から話していたといい、NHKのインタビューでは「マイク拾えていましたかね?」とニヤリと笑った。
7区序盤では青学大の1学年後輩にあたる岡山・黒田朝日と並走する場面もあった。「話してはいないですけど、目線があって。着いて行こうと思ったけど、世界の黒田だったので速かったです」と8人抜きの快走を見せた後輩に脱帽した。
4月からは地元に戻り、福井放送でアナウンサーとして働く。田中は「むちゃくちゃ楽しかったです」とかみしめた。
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