【卓球】石川佳純、平野美宇ら指導…日本女子の中沢鋭新監督「代表監督という目標を持っていた」

日本卓球協会は19日、25年4月1日に就任する男女日本代表（ナショナルチーム＝NT）の次期監督を発表した。

男子は08年北京、12年ロンドン五輪（オリンピック）代表の岸川聖也氏（37）、女子はTリーグ木下アビエル神奈川の監督などを務めてきた中沢鋭氏（45）となった。

都内で記者会見に出席した中沢氏は神奈川との契約が3月31日までと明かし「NTは4月1日スタート。ずっと代表監督という目標を持っていた。今まで育ててきた選手も国際大会で活躍した。いつか選手と一緒に金メダルを取ろうという考えがあった。ちょうどこの時期に声をかけられて良かったと思っています」と喜びを口にした。

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◆中沢鋭（なかざわ・るい）1979年（昭54）9月7日、中国生まれ。90〜01年は河北省卓球チームに所属。00〜01年に中国超級リーグに出場。02年6月〜14年8月にかけて、大阪・四天王寺高とミキハウスで石川佳純や平野早矢香らを指導。14年にJOCエリートアカデミーのサポートスタッフを担い、15〜16年は女子ジュニアNTコーチとエリートアカデミーのコーチ。17年4月から22年3月にかけてエリートアカデミー女子監督として平野美宇、長崎美柚、木原美悠らを指導。22年4月から神奈川の監督を務め、Tリーグでは22〜23年シーズンから2季連続で最優秀監督。公認コーチ3所持。16年JOCナショナルコーチアカデミー修了。