セブン‐イレブンは20日、原材料価格の高騰を受けて一部の米飯商品の価格を見直すことを発表した。今回の改定では、「おにぎり」「弁当」などの一部商品が対象となり、最大で60円の値上げとなる。
【画像】最大60円! おにぎり、お弁当ほかの値上げ価格一覧表(一例) 同社は、原材料や包材、物流コストの上昇に加え、近年の米の価格高騰が影響を及ぼしているといい、これまでも生産性の向上や規格見直しを行い、価格への影響を最小限に抑える努力を続けてきたが、状況の改善が見込めないことから、今回の価格改定に踏み切ったとしている。
主な改定内容として、1月27日より順次変更されるおにぎりの例では、「手巻おにぎり ツナマヨネーズ」が現行価格の税込138.24円で据え置きとなる一方、「塩むすび」は税込116.64円から138.24円に、「手巻おにぎり 北海道産昆布」は税込138.24円から162円に値上げされる。
また、2月10日から順次変更される弁当類では、「牛めし」は税込537.84円で据え置きになるが、「五目チャーハン」は税込348.84円から378円に、「若鶏のジューシー唐揚げ弁当」は税込572.4円から626.4円へと価格が改定される。
同社は「安全・安心で品質の良い商品の提供に努めてまいります。今後とも変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます」としながらも、「原材料価格の変動により、今後価格・規格の見直しを行う場合もございます」と伝えている。