【フィギュア】島田麻央、箱根駅伝現地観戦で“勝者マインド”吸収「監督が好き」青学大に声援

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2025年01月20日 16:13  日刊スポーツ

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女子SPで演技する島田(撮影・垰建太)

<フィギュアスケート:全国高校選手権(インターハイ)>◇20日◇第1日◇神奈川・KOSE新横浜スケートセンター◇女子ショートプログラム(SP)



昨年末の全日本選手権でジュニアながら2位となった島田麻央(16=中京大中京)が“勝者のマインド”を胸に25年初戦へ挑んだ。


ダブルアクセル(2回転半)やルッツ−トーループの連続3回転ジャンプなど全3本のジャンプを着氷し、71・82点をマーク。今大会は女子SPが2日間にわたって行われるため、第1日時点で暫定首位に立った。「新年1発目の試合で、大きなミスなく終われた」と笑顔を見せた。


年末年始は「人生で一番休んだ」と6日間の休養を取ってリフレッシュ。2日には“勝者のメンタリティー”を吸収した。「他の競技を見るのが好き」と、箱根駅伝往路を現地観戦。2度目の今回は、3区と4区をつなぐ平塚中継所から声援を送った。


「監督が好き」と、原晋監督率いる青学大を応援。印象的なシーンには「山登りで早く入らず、抜かしていった」と、若林宏樹(4年)が2位から逆転し往路優勝につなげた5区を挙げた。


8度目の総合優勝には「すごくたくさん優勝している」と驚きつつ「自分も勝ち続けるのが大変になってきている」。ジュニアの大会に限れば27連勝中の自身と重ね合わせ「少し同じ気持ちなのかなと思ったりもします。なので、応援しています」と共感した。


3日から再始動し、現在の状態は「60%ぐらい」まで上がってきたという。約1カ月後には、2連覇中の世界ジュニア選手権(2月24〜3月2日、ハンガリー・デブレツェン)に臨む。「本調子でいけるか分からないけど、最低限できるように」と見据えた。年齢制限のため26年ミラノ・コルティナ冬季五輪には出場できないが「笑顔を忘れず頑張りたい」と25年の躍進を誓った。【飯岡大暉】

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