イクイノックス、ドウデュース世代の“苦労人” ケガを乗り越えAJCCで悲願の重賞初Vなるか
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2025年01月20日 18:00 netkeiba
GIで2着2回の実績を誇るボルドグフーシュ(牡6、栗東・宮本博厩舎)が、アメリカジョッキークラブカップ(4歳上・GII・芝2200m)で重賞初制覇を目指す。
ボルドグフーシュは父スクリーンヒーロー、母ボルドグザグ、母の父Laymanの血統。母は11年の仏G3・レゼルヴォワール賞の勝ち馬。遡ればGI・6勝のイクイノックス、種牡馬として活躍したベリファと同じ牝系の出身となる。
ここまで13戦3勝。3歳時に菊花賞でアスクビクターモアの2着、有馬記念でイクイノックスの2着に健闘。4歳を迎え、阪神大賞典でもジャスティンパレスの2着となったが、天皇賞(春)で6着に敗れた後、右前脚の屈腱の周囲炎が判明。長期休養を強いられることとなった。そして約1年7カ月ぶりの復帰戦となった前走のチャレンジCでは、中団後ろ寄りから渋太く脚を使い、0秒9差の4着に健闘。改めて地力があることを示している。
今回は前走に比べて相手が強くなるが、もともとの実績を考えれば臆することはない。もちろん、休み明けを一度使われた上積みも見込める。ケガによる1年7カ月の休養を乗り越えた“苦労人”が今度こそ重賞ウイナーの仲間入りとなるか。
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