推しのために一からハンドメイドした“ネームボード”、驚きの完成度に称賛の嵐!!　「天才すぎる」「作りたい」

　推し活のための楽しいアイデアを紹介した動画がYouTubeチャンネル「nyakoの推し活クリエイティ部」に投稿されました。動画は記事執筆時点で10万回以上再生され、「天才すぎる」「作りたい」などの声が寄せられています。

【画像】完成したネームプレート

　投稿したのは、推し活がより楽しくなるデザインtipsを発信しているnyakoさん。今回は、平面なのにぷっくり立体的に見えるネームボードの作り方（データ編）を紹介しています。データ作りで使用するのは、「Adobe Illustrator」というソフト。こちらは有料ソフトですが、7日間は無料で体験することができるそうです。

　まずソフトを立ち上げたら、「新規ファイル」と記された青いボタンをクリック。すると「新規ドキュメント」という画面が出てくるので「印刷」を押しましょう。さまざまなサイズがありますが、今回はA4サイズの横向きで作っていきます。

　カラーモードは、印刷向けの画像を作るので「CMYK」を選択。ラストライズ効果は高解像度をそのままに「作成」を押します。白い画面が出たら、左側の「Tマーク（テキストツール）」を押し、好きな場所に文字を打っていきます。文字サイズはshiftキーを押しながら拡大・縮小すれば変更可能です。フォントや文字の太さもお好みで変えることができます。

　次はテキストの状態から図形（パス）に変更するため、「書式」→「アウトラインを作成」をクリック。続いて「オブジェクト」→「パス」→「パスのアウトライン」を選択すると、全体的にアウトラインを作ることができました。このままだと線が複雑なので、「パスファインダー」で1つにまとめていきます。

　文字に装飾をつけるには、文字を選択した状態で「アピアランス」というパネルを出し、「新規線を追加」で選択。そして「塗り」の項目から好きな色を選び、線の太さも矢印を押して自由に調節していきます。さらに新しい線を追加し、背景にすることもできます。

　ハートの装飾は、「Tマーク（テキストツール）」を選んでから適当な場所をクリック。「ハート」と打って絵文字を出したら、こちらもパス化して好きな場所に配置します。nyakoさんは「ね」の埋まってしまった部分に置き、かわいさをプラスしました。コピペもできるので、簡単にハートを増やすことができます。また、リボンも同じように絵文字を出すことで配置可能です。

　次は2Dから3D化していきます。3D化する前に必要な作業は、グループ化すること。「選択ツール」で全てのパーツを選択した状態で、コマンド＋Gを押すとグループ化されます。

　続いて、「3Dとマテリアル」というパネルを出し、「オブジェクト」の「膨張」を押します。それから「マテリアル」を押して、「プロパティ」→「ベースプロパティ」の粗さ・メタリックを調整。最後にパネル右上の「レンダリング」を押すと、リアルな質感のネームボードが完成しました。こちらのかわいいネームボードをライブに持って行けば、大好きな推しが注目してくれるかもしれませんね！　詳しい手順は、動画で確認することができます。

　コメント欄には、「天才すぎる」「めちゃめちゃかわいい」「この動画に出会えてよかった」「すっごく勉強になります！」といった反響や、「作り方が分からずモヤモヤしていたところが丁寧に解説されていて、この動画のおかげでかわいいネムボ作ることが出来ました！　感謝しかないです！」など、実際に作ってみた人からお礼の声も届いています。

　今回の動画は「データを作るまで」の工程でしたが、後日に印刷やデコレーションなど、現物を作る過程の動画も投稿予定とのこと。気になる人は、YouTubeチャンネル「nyakoの推し活クリエイティ部」に遊びにいってみるとよさそうです。また、nyakoさんはInstagram（nyako_nameboard）とTikTok（nyako_nameboard）でも情報を発信しています。

動画提供：YouTubeチャンネル「nyakoの推し活クリエイティ部」さん