普通の線路にはあって、山手線にないものとは?
JR東日本は「高頻度に列車が走る山手線の線路には実は、信号機が存在しません」と投稿。多くの列車では「進行してよいか」「速度をどれくらい出してよいか」を判断する際に、青、黄、赤の3色で制御する信号機が使われている。しかし山手線を含めた一部路線では、信号機の代わりに「デジタルATC(Automatic Train Control)」という保安システムを採用しているとのこと。
このシステムに関してJR東日本は「列車が走行してよい速度を運転席の画面に表示。地上の信号機がなくても安全に運行できるのです」とコメントした。なおこの方式は山手線のほか、京浜東北線などでも採用されているとのことだ。
鉄道ファンからさらなる豆知識も
驚きの豆知識であるが、鉄道ファンには常識だったようで、「山手線と京浜東北線では1970年中期からで、高運転台仕様の103系がそれ」「埼京線(池袋〜赤羽〜大宮)も地上信号機がないが、あっちはATACS」とさらなる豆知識を披露するSNSユーザーも散見された。
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山手線に乗る人は、ぜひ信号機の有無を確認してみてはいかがだろうか。
<参考>
JR東日本 公式X
※コメントは原文ママ
(文:All About 編集部)