電車内で「少しだけ」と思い目をつぶったら、思いの外寝過ごしていたという経験はあるだろうか。千葉県の50代男性(事務・管理/年収1200万円)は、千葉の木更津でお酒を飲み、「蘇我」に帰るはずだった。しかし気が付くとそこは久里浜。当時の心境を明かす。
「降りたときには酔いも冷め真っ暗であったことに絶望した」
木更津から神奈川県の久里浜駅まではJR内房線快速から総武線快速といったルートで約3時間もかかる。一方、蘇我は約30分だ。東京湾をほぼ一周した痛恨のミスだが、そうとう熟睡していたことが窺える。(文:長田コウ)
新幹線で「少しなら寝ても大丈夫だろう」と油断
愛知県の30代前半の男性(ITエンジニア/年収600万円)が寝過ごしたのは、新大阪駅から東海道新幹線のぞみ号東京駅行きに乗っていたときだ。名古屋駅で降りる予定だったのだが……。
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「久しぶりの遠出の帰りだったため疲れており、『少しなら寝ても大丈夫だろう。どうせ車内放送で目も覚めるだろうし』とタカを括って寝ていたのですが、起きたらちょうど名古屋駅を出たところでした」
次の停車駅である新横浜駅までは、なんと1時間18分。「青ざめました」と当時を振り返った。その後、しっかり新横浜駅では降りられたのだろうか。
大阪府の50代男性(医療・福祉・介護/年収750万円)は、飲み会帰りに寝過ごし大変なことになった。それは数年前、同窓会に参加した日のことだった。終電までは余裕のある時間帯に帰路についたという。
「一人きりでかつ座席に座ってしまったため最寄り駅を数駅寝過ごし、気がついて逆方向に乗り換えたがまた寝過ごし最初に乗った駅に」
次に乗った電車は、最寄り駅に着くために乗り換えが必要だったが、またもや「数駅乗り過ごし」という迷走ぶり。気付いたとたん慌てて降りるも、今度はメガネをなくしたことに気づく。
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「何とか逆方向に乗って乗り換え駅に着くも、終電は最寄り駅の少し手前まで。息子に車で迎えに来てもらうことになり、凄く反省した」
終電まで余裕があるから、と油断するとかえって危険な目に遭うようだ。
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