福岡県在住の60代女性・Eさんはバスを降りた後、道に迷っていた。
そこへ若い女性が通りかかったので道を尋ねると......。
<Eさんからのおたより>
昨年12月に癌で母を亡くしました。我が家から2時間程かかる病院に入院していました。
これは、初めて面会に行った時の思い出です。
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病院までバス行こうとしていたのですが、降車後、右も左も分からず困っておりました。
「買い物に行く途中だから」と言って...
たまたま通りかかった若い女性に場所を尋ねると、歩いたら2〜30分かかるとのこと。
そしてその女性は、車で送ると申し出てくれたのです。
道中、彼女には4人お子様がいらっしゃることや、買い物に行く途中だということを話してくれました。
買い物に行く、というのは「だから遠慮しないで」という彼女の優しさだと思います。
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彼女のおかげで5分ほどで病院に着くことができ、グータッチしてお別れしました。
ただただ「ありがとう」の言葉だけで、何の御礼もできず、ごめんなさい。
見ず知らずのオバさんを乗せてくれたこと、本当に感謝しかありません。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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