マジョルカが“8分間で4失点”の屈辱、ビジャレアルとの直接対決に完敗…浅野拓磨は73分からプレー

　ラ・リーガ第20節が20日に行われ、マジョルカがビジャレアルに0−4と完敗。FW浅野拓磨は73分からプレーした。

　今シーズンより指揮を取るハゴバ・アラサテ監督が手腕を振るい、ラ・リーガ第19節終了時点で9勝3分7敗の6位と躍進するマジョルカ。今節は、同勝ち点で並ぶ5位ビジャレアルとの“直接対決”に臨んだものの、思いも寄らない展開となった。“ベルメジョネス”は、20分にCBローガン・コスタのヘディングから先制点を許すと、24分にMFアレックス・バエナ、26分MFダニ・パレホ、28分にFWジェレミ・ピノとわずか8分間で4失点。ハーフタイムにMFロベルト・ナバーラら4枚替えを敢行した他、73分には浅野を投入して一矢報いようと試みたが、最後までゴールネットを揺らせず。敵地にて0−4で敗れ、リーグ戦の連勝は『2』でストップした。

　試合後、屈辱的な敗戦を喫したアラサテ監督は「自分でも耐えられない。我々はとても酷い試合をした」としつつ、「ビジャレアルに敵わなかった。わずか数分で試合を失ったということを説明するのも、理解するのも難しいけど、そのようなことが起こってしまったんだ。これは我々の責任。目を覚まさなければならない。まずは私から」と悔しさを次節以降にぶつけることを誓った。

　両チームの次戦はともに25日、マジョルカがベティスと、ビジャレアルはアトレティコ・マドリードと対戦する。

【スコア】
ビジャレアル　4−0　マジョルカ

【得点者】
1−0　20分　ローガン・コスタ（ビジャレアル）
2−0　24分　アレックス・バエナ（ビジャレアル）
3−0　26分　ダニ・パレホ（ビジャレアル）
4−0　28分　ジェレミ・ピノ（ビジャレアル）