日本バドミントン協会は21日、都内のナショナルトレーニングセンター(NTC)で会見を開き、25年日本代表を発表した。従来のA代表、B代表の区分を廃止し、新たに12人のトップコミットメントプレーヤー(TCP)と33人の強化指定選手を「日本代表トップチーム」とする編成を公表した。
今月から新たに日本代表のヘッドコーチに就任した大堀均氏は、昨夏のパリオリンピック(五輪)期間中に打診を受けたと明かし「今までバドミントンが私の生業になり、成長させてくれる大きな競技だった。日本協会へもお世話になってきた。その恩返しをする時がきた。五輪を見ながら、試合にかける選手たちの思い、全てを犠牲にして取り組む姿にすごく感銘を受けて、この選手たちのサポートをしていければという気持ちもあり、お受けさせていただくことになりました」とあいさつ。「人生最後の挑戦。覚悟をもって取り組んでいく」と決意を示した。
新たに日本代表が柱とするテーマには「強い日本」「かっこいい日本」の2つを掲げた。その上で「1つ目に人間力を高めること、2つ目に個々の選手を伸ばすこと、3つ目に所属企業やクラブとの連携を密にしていくことをやらなければならない」と抱負を述べた。
日本代表に新たに創設されたTCPには、男子シングルスから奈良岡功大、西本拳太、渡辺航貴、女子シングルスから山口茜、奥原希望、宮崎友花、男子ダブルスから保木卓朗、小林優吾組、女子ダブルスから志田千陽、松山奈未組、中西貴映、岩永鈴組の12人が名を連ねた。
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