■全豪オープンテニス 車いすの部(21日、メルボルン)
全豪オープンは21日に車いすの部が開幕、世界ランク2位の上地結衣(30、三井住友銀行)が世界ランク17位の船水梓緒里(24、LINEヤフー)を2−0(6−0、6−0)。わずか55分で勝利を収めた。
パリパラリンピック™でシングルス、ダブルスの“二冠”を達成した上地、全豪オープンは2年連続で準優勝、3度目の制覇に向けて1回戦は船水との日本人選手対決となった。
上地は序盤から相手が嫌がる深いところにボールをコントロール、第1セット第2ゲームでブレークに成功、これでリズムをつかむと1ゲームも落とさずわずか27分、6−0で第1セットを奪った。
強い風でなかなか思うようなサーブができない船水、ラリーでも上地の逆を突くショットを見せたが、世界ランク2位の上地から連続ポイントが奪えなかった。上地は相手に行きそうな流れを着実に切ると、そこからポイントを重ねていった。第2セットもゲームカウント3−0とリードを奪った。
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パリパラ五輪“二冠”の上地は船水に付け入るスキを与えず、セットカウント2−0のストレート勝ち、わずか55分で勝利を収めた。