加藤電機は2月2日に、「HORNET Bee Sensor(ホーネットビーセンサー)」ブランドから、シガーソケットに差すだけですぐに車両の防犯対策ができる、ワンタッチカーセキュリティ「BEE737-S」を発売する。価格はオープンで、同社の運営する「セキュリティラウンジ」オンラインショップでの価格は3万2780円。
その他の画像はこちら「BEE737-S」の設置イメージ
●配線工事が不要、シガーソケットに差し込むとエンジン動作中に自動充電
「BEE737-S」は、メインユニットをサンバイザーに設置して電源をシガーソケットに差し込むだけで設置が完了する、配線工事不要の防犯対策装置。
7基のLEDが点滅することによって、セキュリティが作動中であることがひと目でわかるので、高い犯罪抑止効果が期待できる。LED点滅カラーは、レッド、ブルー、ホワイト、グリーン、オレンジ、パープル、イエローの7色、およびランダムから選択が可能で、LED点滅パターンは8種類から選べる。
高精度の2段階超音波センサーが、車内最大4mの範囲にバリアを張り巡らせることで、車体への衝撃、ガラス割り、侵入、ドアのこじ開けを検知する。さらに、アクセサリーONセンサーが不正なエンジン始動を検知すると警報が鳴る。センサーが検知すると、最大90dBの大音量で警告音または警報音が鳴って、犯人を威嚇する(警報の音量は、3段階で選択可)。
「BEE737-S」本体(左)と付属の専用リモコン
付属の専用リモコンを使えば、システムの作動と解除、各種機能の設定ができ、専用リモコンは7378京通り以上のIDコードを特殊なプログラムでランダムに変化させ、同じIDコードを使用しない盗難防止機能を備えているので、リモコンから出る電波を狙った盗難手口にも対応している。
車載対応のニッケル水素バッテリを搭載し、満充電で約1週間の使用が可能で、犯罪抑止効果が期待できる「HORNET」ロゴ入り防犯ステッカー(内貼り)×2枚が付属する。
そのほか、別途配線工事が必要となるが、別売のワイヤレスドアセンサー「571W」を取り付ければ、ボンネットやトランクを不正に開けられた場合に警報を鳴らせるようになる。また、シガーソケットがない車両やハーネスを車内で目立たせたくない場合に、電源の取得を可能にする直接電源取り出しハーネス「656H」も別売で用意している。