大阪・関西万博に開催される自治体参加催事「大阪ウィーク〜春・夏・秋〜」のメディア発表会が21日、大阪市内で開かれた。イベントの概要やキービジュアルが発表された。
【写真】法被を着て万博アピール!ガッツポーズする岩尾望&後藤輝基 「大阪ウィーク〜春・夏・秋〜」は万博会期中、会場内で実施するイベント。「祭」をテーマに、大阪府・大阪市を中心に府内の市町村が参加し、地域の魅力や特色を国内外に発信することを目指す。
イベントには、フットボールアワー(岩尾望、後藤輝基)、福本愛菜の司会で、吉村洋文大阪府知事、横山英幸大阪市長、コシノジュンコ氏、2025年大阪・関西万博市町村催事参加委員会の辻宏康委員長(和泉市長)、同副委員長の田代堯氏(岬町長)が登壇。イベントの概要が説明された。
大阪ウィークは季節ごとにイベントを実施。全体で約400件のプログラムが予定されている。「春の陣」では、たんじり・やぐら・太鼓台などを展示、実演を通して、大阪の多彩な祭を紹介する。「真夏の陣」には、盆踊りのギネス世界記録に挑戦する。3000人の参加を想定。世界各国の人を募り、「同時に盆踊りを踊った最多国籍数」に挑む。そして、「秋の陣」では、大阪ゆかりのジャズをはじめ、さまざまなジャンルの音楽ステージが催される。吉村知事は「いろんなイベントがあって、いつ来ても楽しい」とアピールした。
また、府内のデザイン系学科を有する学校の生徒から集まったキービジュアル案から最優秀賞、特別賞が発表された。最優秀賞は、だんじりや盆踊り、ジャズブルースをそれぞれ記号的に表現。色彩豊かな仕上げた作品が選ばれた。
審査会座長を努めたコシノ氏は「一発で決まりました」と言い、「メリハリがある。街中明るくなる。見ただけで、大阪のおもしろさがなにかありそうと伝わる。すごく整理されていて美しいモダンなデザイン」と評価した。