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ドナルド・トランプ米大統領は1月20日(現地時間)、既存のUnited States Digital Service(USDS;米デジタルサービス局)をUnited States DOGE Service(USDS;政府効率化省)に改名し、政府の技術を近代化することを使命とする大統領令に署名した。
連邦政府の技術とソフトウェアを近代化することを目指した「大統領のDOGEアジェンダ」を実施するための組織として、大統領府内に設置される。
USDSは、ホワイトハウス内で、すべての非機密の機関記録やソフトウェア、ITシステムへの完全かつ迅速なアクセスを持つことになる。
DOGEはトランプ氏が昨年11月、トランプ氏を支持するイーロン・マスク氏をトップに迎えるとして発表したプロジェクトだ。当時は政府機関という位置づけではなかった。また、当初はホワイトハウスのコスト削減が主目的のようだったが、大統領令ではコスト削減については言及していない。
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USDSのトップ(おそらくマスク氏が就任予定)はホワイトハウスの首席補佐官に報告することになる。これは、USDSが大統領府の中枢に近いことを意味する。
トランプ氏はこの大統領令に署名した際、記者からの「マスク氏にはホワイトハウスのウェストウィングにオフィスを与えるのか?」という質問に対し、「ノー。だが、彼はUSDSのために約20人を雇用するオフィスを確保している」と答えた。
マスク氏は既に、ホワイトハウスの公式メールアドレスを取得していると報じられた。
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