マンガ『夜桜さんちの大作戦』が、2025年1月20日発売の「週刊少年ジャンプ」8号にて完結を迎えた。SNSでは「涙が止まらない…」「出会えて良かった」など感動の声が多く寄せられている。またこれを記念して、アーティスト・いきものがかりによる楽曲「運命ちゃん」を使用したコラボMVやクライマックスPVが公開された。
『夜桜さんちの大作戦』は、「週刊少年ジャンプ」で連載された権平ひつじによる愛と笑いのスパイ家族コメディ。歴史あるスパイ一家・夜桜家で過ごす高校生・朝野太陽が、個性ある兄妹たちに囲まれながら波乱の日常を送る姿を描く。
コミックスが26巻まで発売され、シリーズ累計発行部数は電子版を含んで330万部を超える。TVアニメは、2024年4月から10月にかけて全27話が“日5”枠にて放送。2026年には第2期も放送開始することが決まっている。
クライマックスPV、コラボMVまで公開…気合いの入った堂々完結に、読者は涙
そんな連載開始から5周年を突破した本作が、ついに完結。公式YouTube「ジャンプチャンネル」では完結記念のクライマックスPVが公開された。PVではマンガの名セリフを交えつつ、「いつまでも家族は一つ――」に相応しいシーンが使用されている。
読み続けてきた読者たちはPVを見て、「涙が止まらない…本当に終わってしまったんだな…」「改めて出会えて良かったと思えました」「1話からじゃなくて途中から入ったけど、それでも本当に泣ける…!」と大感激。“家族の物語”は、読者も涙する堂々の完結を迎えたようだ。
そして同チャンネルでは、アーティスト・いきものがかりによる楽曲「運命ちゃん」を使用したコラボMVも公開。楽曲はこれまでのいきものがかりの楽曲とは異なった雰囲気の、ハイテンションなアレンジになっている。夜桜家とともに、明るく激しくかっこよく“運命”に飛び込んで行けるような仕上がりだ。
原作イラストからドット絵まで、さまざまなシーンが飛び出す楽しいMV。こちらも「待ってえぐい、最後にこんなことしてくれるの…」「シーン選出が上手い!」と好評を博している。マンガを読み終えた後は、その感動の気持ちを抱いたまま2種類の動画も見ておこう。
完結メッセージ&お祝いイラストが到着!アニメ出演声優も完結を見届ける
5年半の連載を終え、原作者・権平ひつじからもメッセージが到着。「ジャンプの歴史でも一番ラッキーな作品だったかもしれません。それくらい、読者の皆さまや関係者の皆さまにめぐまれました」と、心中も語られている。
そしてTVアニメ『夜桜さんちの大作戦』のキャラクターデザイン・高橋瑞紀(高ははしごだか)からはイラスト、監督・湊未來からはコメントも公開された。
ファンからは「2期ますます楽しみにしてますー!」「まだまだアニメで満喫します」など、アニメでの展開がこの先があることを喜ぶ声が多数寄せられている。
またTVアニメで主人公・朝野太陽を演じた川島零士は、自身のX(旧Twitter)にてコメント。完結を祝うと共に、「アニメの方は2026年です!!!こちらも最高の作品になる様に頑張ります!!」と意気込みを寄せている。
さらに川島は、「夜桜家グループLINEでは、もうみんな開花した状態でアニメ収録待機中です」とアニメ出演声優同士の“夜桜家グループLINE”でのやり取りを投稿。全員が同じスタンプでメッセージを送るという、微笑ましい仲良しな雰囲気がファンには嬉しい報告となった。
マンガ『夜桜さんちの大作戦』は、2月4日にコミックス28巻が発売。そして3月4日には最終29巻が発売され、単行本でも完結を迎える。
TVアニメ第2期は2026年に放送予定なので、今後も新たな『夜桜さんちの大作戦』の姿を心待ちにしていきたい。
(C)権平ひつじ/集英社