2年目の柴田裕一郎騎手が、小倉牝馬ステークス(4歳上・GIII・芝2000m)のアリスヴェリテ(牝5、栗東・中竹和也厩舎)で重賞初制覇を狙う。
柴田裕一郎騎手は05年5月20日生まれの19歳。昨年3月に栗東・中竹和也厩舎からデビュー。1年目は5月に右足首を骨折し、約1カ月半の戦線離脱があったものの、同期で3位タイの19勝を挙げた。
小倉牝馬Sのパートナーはアリスヴェリテだ。柴田裕一郎騎手が昨年3月に初勝利を挙げた時のパートナー。同6月には永島まなみ騎手を背に迎え、マーメイドSで重賞初制覇を果たしている。続く新潟記念では再び柴田裕一郎騎手とコンビを組んで10着。その後は海を渡り、初ダートとなった米G1・BCディスタフで4着に健闘した。今回は帰国初戦。脚質的にアテにしづらい面はあるが、マイペースで行けるようならチャンスはあるだろう。
柴田裕一郎騎手はこれまでJRA重賞に3回騎乗。今年の京都金杯のコレペティトールの9着が最高着順だが、ここで初タイトルを手にすることができるか。小倉芝2000mはアリスヴェリテで初勝利を挙げたコースだけに「再現V」を期待してみよう。