大阪・関西万博(4月13日開幕)で行われる「大阪ウィーク〜春・夏・秋」の内容が21日、大阪市内で発表された。
吉村洋文府知事、横山英幸大阪市長らが「季節ごとの大阪の魅力を発信したい。いつ会場に来てもらっても楽しめる万博です」と胸を張った。
「大阪ウィーク〜春〜」は5月9〜18日開催。だんじり、やぐら、太鼓台などの展示、実演はじめ、43市町村の食文化、観光、さらに歌舞伎や能楽、人形浄瑠璃など上方伝統芸能の公演が行われる。歌舞伎には中村鴈治郎、片岡愛之助、市川中車らが出演予定。
「夏」は7月24日〜8月3日開催。目玉は26日に行われる盆踊りで、最多人数のギネス記録を狙う。これまでの記録は2872人(2017年の八尾河内音頭まつり)で、目標は3000人超。2010年上海万博「大阪の日」盆踊り大会にも出演した河内家菊水丸がゲスト出演する。さらに宮川大輔もスペシャル参加して会場を盛り上げる。さまざまな国籍の参加者を見込み、最多国籍数でもギネス記録を狙う。
「秋」は9月4〜17日開催。大阪ゆかりのジャズをはじめ、さまざまなジャンルのアーティストが音楽で各国の来場者を盛り上げる。
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また、大阪ウィークのポスター、チラシなどを飾るイメージ画像、キービジュアルが発表された。最優秀賞に輝いたのは、大阪芸大短期大学部の三木優さん。「大阪らしい遊び心を表現しました。多くの人に見ていただけるのはうれしい」と喜んだ。審査にあたったコシノジュンコさんは「メリハリがあって、町じゅうが明るくなる。デザインとして美しい」と絶賛した。
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