鳥栖、左SB丸橋祐介の現役引退を発表…キャリアの大半を過ごしたC大阪では通算60アシスト以上を記録！

　サガン鳥栖は21日、昨シーズンを以て左SB丸橋祐介が現役を引退することを発表した。

　J屈指の左サイドバックがスパイクを脱ぐ。1990年9月2日生まれの丸橋は現在34歳。セレッソ大阪のユース出身で、2009年にトップチーム昇格を果たした同選手は、正確無比な左足のキックを武器に台頭した。以降も“桜の戦士”としてアシストや直接FKなど勝敗に直結する活躍を見せ、在籍15年でクラブ公式戦通算485試合に出場し27得点61アシストを記録。また、2017シーズンにはクラブ史上初優勝となったルヴァンカップと天皇杯の“2冠”にも貢献した他、2020シーズンの第2節での“大阪ダービー”では、強烈なミドルシュートを叩き込んでいた。

　昨シーズンに加入したサガン鳥栖でも、公式戦23試合でプレーしていた丸橋。一方で、年明けにクラブとの契約満了に伴い、退団することが発表されていた。

　現役引退を決断した丸橋は、クラブ公式サイトにてコメントを残している。

「2024年シーズンをもって引退する事に決めました。サガン鳥栖に関わる全ての関係者の皆様、ファン・サポーターの皆様、そして監督、スタッフ、チームメイトの皆さん本当にありがとうございました！　自分自身あまりチームに貢献出来ませんでしたが、このチームにこれてすごく感謝しています。サガン鳥栖がJ1の舞台に戻ってくるのを応援しています！」