例えるなら“F1カー” AJCCに出走する体つき目立つ一頭とは

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2025年01月21日 20:45  netkeiba

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レーベンスティール(1月16日撮影、(c)netkeiba)
 元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が20日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。26日(日)に中山競馬場で行われるアメリカジョッキークラブカップ(4歳上・GII・芝2200m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。

 田井氏は複数頭を挙げたが、レーベンスティール(牡5、美浦・田中博康厩舎)を真っ先にピックアップ。「昨秋、一気にたくましくなった前躯は推進力の方向転換において高い能力を有し、急坂を苦にしない走りを実現する」と推奨理由を述べた。上腕三頭筋は現役屈指のボリュームを誇り、それに付随する腕や胸回りの筋肉も迫力十分とし、「他馬の脚が鈍る2度目の坂越えでもスピードを持続することができる」と解説。「臀部にもメリハリがある筋肉が付いており、推進力を生み出すエンジンである大腿二頭筋、半腱半膜様筋の充実も相変わらず」と全身の体つきを終始褒めちぎった。

 続けて、「軽量ボディーに高機能エンジンが搭載されたF1カーのような、走行に特化した馬体の作り」とも表現。「冬場でも毛ヅヤがよく、皮膚も薄い絶好の仕上がり」と状態面からも太鼓判を押した。「気の強さが前面に出た表情をしているのだけは懸念材料ですが…」と前置きしつつも、手の内に入れているルメール騎手の手綱捌きに期待。「本領を発揮してくれることでしょう」と4つ目のタイトルを願った。

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