アンチェロッティ監督が退任報道を一蹴「このクラブから去る日を自分で決めることは生涯ない」

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2025年01月22日 03:11  サッカーキング

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レアル・マドリードを率いるアンチェロッティ監督 [写真]=Getty Images
 レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が自身の将来について言及した。21日、スペイン紙『アス』がコメントを伝えている。

 現在65歳のアンチェロッティ監督は現役時代にローマやミランでプレー。引退後の1992年より指導者に転身し、イタリアのレッジャーナで監督キャリアをスタートさせた。その後は数多くのビッグクラブを率い、ミラン、チェルシー、パリ・サンジェルマン、バイエルン、レアル・マドリードで国内リーグを制覇。5大リーグ優勝を達成した史上初の指揮官となった。また、これまで5度のチャンピオンズリーグ制覇を経験。2021年6月からはレアル・マドリードで2度目の指揮に当たっており、昨シーズンはラ・リーガとチャンピオンズリーグを制覇した。

 今シーズンも第20節終了時点でラ・リーガ首位に立っているレアル・マドリード。アンチェロッティ監督は自身初となるラ・リーガ連覇に向け、順調に“白い巨人”を指揮している。そんななか、20日にスペインのラジオ局『オンダ・セロ』が同監督退任の可能性を報道。契約が満了を迎える2026年を待たず、アンチェロッティ監督が今シーズン限りでクラブを去る意向を固めたと報じた。

 しかし、イタリア人指揮官は自身の将来をめぐる憶測を一蹴。「このクラブから去る日を自分で決めることは生涯ない。いつかその瞬間が訪れることは十分理解しているが、それがいつなのかは分からないし、自分では決めない。明日の試合の後かもしれないし、次の試合か1年後、5年後かもしれない。全く分からないよ」とコメントした。続けて「しかし、私には一つの強みと目標がある。その強みとは、フロレンティーノ(・ペレス/会長)があと4年間ここに留まるということだ。彼は私のことをよく理解してくれている」と主張。再選により任期が2029年まで延長されたペレス会長の名前を挙げつつ、「そして目標は彼の4年間をともに全うして、一緒に最高の形でお別れすることだ」と述べている。

 また、『アス』はペレス会長もアンチェロッティ監督の考えに同調していると指摘。同監督が退任後に他クラブや代表チームを率いるつもりがないと報じ、ペレス会長がレアル・マドリードで新しい役職を与える意思を持っていると説明した。

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