大谷翔平 妊娠中の真美子さんのためにLA山火事から避難「家族を守る」芽生えた父の自覚

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2025年01月22日 06:10  web女性自身

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《LAでの火災にあたり私達のために戦い続けてくれている消防士の皆さんに心から感謝します》



1月17日(日本時間)、ドジャースの大谷翔平選手(30)が自らのインスタで、ロサンゼルス大火事の被災者支援で50万ドル(約7千800万円)を寄付したことを発表した。スポーツ紙記者は言う。



「大谷選手がインスタにアップした《LA Strong》は、ドジャースなどLAに拠点のある各スポーツ団体が救済・復興支援のために立ち上げたものです。そのフレーズがプリントされた黒色のTシャツを販売しており、売り上げは米赤十字社とロサンゼルス消防団に直接寄付されます。愛犬家の大谷選手らしく、寄付金を“支援の必要な動物たちのためにも”と綴っていましたね」



現地時間7日に発生した山火事は、甚大な被害をもたらしている。在米ジャーナリストはこう語る。



「山火事はLA近郊のパシフィックパリセーズ地区で発生後、乾燥や強風の影響で延焼を続け、いまだに鎮火していません(18日現在)。これまでに少なくとも25人が死亡、のべ約38万人に避難指示・警告が出されました。被災エリアでは大気や水道水の汚染が深刻化しており、健康への悪影響が懸念されています。



特に煙にはPM2.5が含まれており、呼吸器に打撃を与える危険性が高いです。現地ではWHOの年間ガイドライン値の12倍という大量のPM2.5が発生しているとの報道もあります。大気汚染を調査する企業によれば、カリフォルニア州南部の大気汚染レベルは一時、6段階で最悪の《レベル6》まで達したといいます」



12億円豪邸と報じられ、大谷が住むはずだったラ・カニャーダ・フリントリッジ地区は一時避難命令が出るほどの被害が出た。





■大谷の元同僚夫妻が停電生活を送り……



『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2024』の著者でスポーツライターの友成那智さんは言う。



「LAの山火事史上、被害は過去最悪だそうです。ラ・カニャーダ・フリントリッジ地区は3万2千人以上が避難。灰や煙などによる大規模な大気汚染が懸念されていて、妊娠中の真美子さんがこの地区に住んでいなかったことは、不幸中の幸いだと感じています。



ドジャースからFAとなっているジョー・ケリー投手のアシュリー夫人は自らのインスタで山火事による停電を報告していました。大谷選手が入団時、夫の背番号17を大谷選手に譲って、ポルシェをプレゼントされた女性です。ろうそくで部屋を明るくともす写真をアップして、地元の学校が休校になったことも明かし、《でも幸運なことに、私たちのエリアはあらゆる炎から逃れたわ》と綴っていました。あわせて道路に倒れた大木の写真もアップ。《この風は笑えないわ》と延焼の大きな要因となった強風の猛威を伝えていました」



前出の在米ジャーナリストもこう続ける。



「特に被害の大きかったハリウッドの北西部には約70%が焼失したエリアもあったようです。大谷選手が現在住んでいる地域には現段階で大きな被害は出ていないそうです。ドジャー・スタジアムや球団事務所にも影響はほとんどないと聞いています。



しかし、妊娠中の真美子さんの安全確保のため、大谷夫妻は自宅には戻らず、エージェントが用意したコンドミニアムに避難しているといいます。エンゼルス時代から時折利用している場所だそうで、大谷選手も“ここなら妻も安心できるはず”と思ったのかもしれません」



もともと豪邸報道で大谷が激怒したのは真美子さんの“転居トラウマ”が影響していたようだ。



「彼女のお父さんは“転勤族”で、一家は中学生までで5回も引っ越しを経験しています。思春期に目まぐるしく環境が変わったことで気苦労が絶えなかったそうです。大谷選手は彼女の転居の苦悩を知っており、自分の意思に反してまた住居を変えなくてはいけないことに激怒したといいます。



そのため、今回の山火事でまた新居から離れざるをえなくなった真美子さんの心身の不安を、できる限り軽減することに心を砕いていたそうです」(前出・在米ジャーナリスト)



今回のシーズンオフ、大谷には明らかにある変化が生まれたと明かすのは、球界関係者だ。



「シーズンが終わるとすぐにトレーニングに励んでいた大谷選手がなじみのジムに姿を現す回数が激減したと聞いています。真美子さんのおめでたが大きいのでしょう。あれだけ野球漬けだった彼が今はプライベートを最優先しているのは間違いありません。



1月上旬、大谷選手はLAにある高校のグラウンドで自主トレをしていたことが判明しています。しかし、その後しばらく、自主トレ情報が番記者に伝わってくることはなかったそうです。その代わりに“ハワイで家族と過ごしていたのでは”という話も聞こえてきています」



1月中旬から大谷選手は自主トレのため、LAのとある屋外施設を使用する予定だったという。





■真美子さんはマタニティドレスで出席へ



「しかし今回の山火事被害により使用不可となり別施設を探しているそうです。ここ最近になって自主トレを再開したようですが、例年より確実に練習時間は減っています。明らかに大谷選手はいま、野球のことより家族を気にかけています。父となる自覚が芽生えてきているのでしょうね」(前出・球界関係者)



「家族守る父」として覚醒した大谷。本来なら1月26日にはNYで開催される「アワードディナー」に出席する予定になっている。



「『アワードディナー』は全米野球記者協会が選出した各賞受賞者らが出席し、表彰式を行うディナーショーイベントです。今回で100回目を迎えるオフシーズン最大の催しの1つで、大谷選手は2年連続3度目の栄誉となります」(前出・スポーツ紙記者)



昨年の表彰式のスピーチでは流暢な英語で挨拶をし、デコピンと一緒に撮影した記念写真も話題になった。実は、今回は真美子さんも出席する可能性が高いという。



「マタニティドレスを着用しての出席になると伺っています。おなかのサイズが変化する可能性があるため、スタイリストが真美子さん本人と適宜連絡を取り合って、サイズ調整の確認に余念がないようです」(広告代理店関係者)



大谷選手のスタイリストといえば、本誌で以前報じた藤井享子さん。石田ゆり子(55)や鈴木京香(56)など数多くの有名人も手掛けており、アシスタントは愛娘が務めている。



「タイミングがあえば、フィッティング確認のため、母娘で渡米することも多いと聞きます。もし真美子さんがイベントに出席できるようなら、特に今回は彼女を心配してNYに同行するかもしれませんね。面倒見のよい藤井さんは大の愛犬家でもあり、真美子さんにとっては“第2の母”的な存在でもあります。大谷選手も2人に来てもらえるのなら非常に心強いはずです」(前出・広告代理店関係者)



昨夏のオールスター戦前、恒例のレッドカーペットショーに登場した大谷が着ていたのは、裏地に愛犬デコピンのイラストがデザインされた特注スーツ。真美子さんは肩部分が透けて見える素材の白のパンツドレス姿だった。



混乱のLAに明るい話題を提供するためにも、大谷が真美子さんを連れて、晴れやかな笑顔で登場することを願いたい。

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