毛糸をゴムのように伸び縮みするようにする編み方がInstagramに公開されました。解説した3つの動画は合計で270万回以上再生され、「これは本当にすごい」「何が起こったのかさえ理解できない」などの声が寄せられるなど話題になっています。投稿したのは、べっちんさん。YouTubeチャンネル「betibettin」やニコニコ動画で、さまざま編み物動画を公開しています。
べっちんさんが紹介する「かぎ針ゴム編み」は、名前の通りかぎ針編みで伸縮性のある編み地が作れるテクニック。棒針編みにおいては一般的に知られている「ゴム編み」は、横方向に伸縮性が大きいのが特徴で、フィットしてほしい靴下などを編む際に使われます。今回紹介するのは、かぎ針編みでも編めるようにした方法です。
投稿者さんは、ゴム編みの編み方についていろいろと模索していた2013年ごろから、らせんの編み方を思い付いた2018年の発見を経て、その方法や考え方をかぎ針編みに応用し、さらに試行錯誤を重ねて誕生したといいます。
動画では想像以上にしっかりと伸びる様子が確認できます。編み方としては、ひと言でいうと「細編みの表目と裏目を交互に編む」というもの。かぎ針編みで裏目を編む方法ですが、「一般的な細編みの編み方を反転させると細編みの裏目を編むことができます」とのこと。
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詳しい解説はYouTubeで公開中のフル動画で見ることができます。かぎ針編みで一般的な針や糸を表側に向かって動かす……という動きを反転させ、「裏側へ糸を引き出し、裏側へ向かって糸をかけ、針を裏側へまわす」と裏目を編むことができるようです。この編み方を活用すれば、かぎ針編みの世界もかなり広がりそうでワクワクしますね!
各SNSで公開された動画のコメント欄には、国内外から「待って、これは本当にすごい」「これは大きなゲームチェンジャー!」といった称賛の声や、「かぎ針でゴム編み出来ると思わなかったからびっくり」「ジグザグ編み、多用しておりましたが、こちらは更に伸縮性が高いですね。すごいです。勉強させていただきます!」と、かぎ針編みの作品づくりの参考にする人の声がたくさん寄せられています。
べっちんさんはYouTubeをメインに、ロジカルな編み物解説サイト「Logical Explanation of Knitting」や、Xアカウント(@betibettin)でも情報を発信しています。なお、「かぎ針ゴム編み」ができるまでの経緯はTogetterでまとめられています。
動画提供:べっちん(@betibettin)さん
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