アメリカのトランプ大統領はウクライナ情勢をめぐって、ロシアが交渉に応じない場合は追加制裁を科す可能性があると、けん制しました。
記者
「もし、プーチンが交渉のテーブルにつかなければ追加制裁を科すか?」
トランプ大統領
「あり得るだろうね」
トランプ大統領は21日、ロシアのプーチン大統領と近く電話会談を行うと明らかにしたうえで、このようにけん制しました。
また、ウクライナへの武器支援を続けるかどうかについては「プーチン大統領と話をしてから検討する」との考えを示しました。
トランプ大統領は今月17日に中国の習近平国家主席と電話会談した際、ウクライナ情勢について「あなたが解決すべきだ」と伝えたことも明らかにし、「彼は大きな力を持っているのにあまりやっていない」と指摘しました。
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ウクライナ支援をめぐっては「EU=ヨーロッパ連合が負担を大幅に増やすべきだ」とも主張。NATO=北大西洋条約機構の加盟国の国防費の目標を現在の「GDP比2%」から「5%」に引き上げるべきだとの考えも改めて示しています。