マツ科の植物から絵の具を作ってみたという動画に、「感動しています!」「とても美しくなった」といった声が寄せられています。
この動画を投稿したのは、さまざまな植物などから絵の具を作る過程や、その絵の具で実際にペイントする様子を披露しているEric Warrenさんです。主にTikTokerとして活動していますが、今回は10月に開設したばかりのYouTubeチャンネル「Eric Warren」(@EricWarrenPAINT)で、マツ科の植物をすりつぶし色素を抽出して絵の具を作るプロセスを披露しました。
●大量の葉を使用
まずは葉をカットしていきます。これは、Ericさんの両親が掃除後に出したゴミからもらったものだそうです。大量の葉をビーカーに入れ液体を加えたらよく混ぜ、ホットスターラーで2時間加熱します。
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2時間後、葉は退色してすっかり茶色に。布でこした茶色の液体にミョウバンを加えたら黄色になって泡立ったため、洗濯用ソーダを加えて落ち着かせます。
さらにこれを紙でこしたら、残った上澄みを3〜4日かけて乾燥させました。絵の具には、この上澄みを使用します。
●ついに絵の具作り終盤
上澄みをしっかりと乾燥させて出来た粉体を乳鉢に入れ、丹念にすりつぶします。これをプレートに出し、亜麻仁油を少しずつ加えていきます。練りながらガラスマーラーでさらに細かくすりつぶし、ペインティングナイフでこそげ取ることを繰り返して滑らかな絵の具にしていきます。
最終的にかなり土っぽい色合いとなり、Ericさんは「もっと濃い緑を期待していた」とコメント。ここにチタンホワイトを少量加えたら、上品で深みのある鶯茶色となりました。
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●プロセスや完成した絵の具への反響
この動画には「こうやってプロセスを見るのが大好きです!」という声の他、「感動しています!」「最後に白を少し加えたら、気に入りました。とても美しくなったと思います!」と完成したカラーを称賛する声も寄せられています。
画像はYouTubeチャンネル「Eric Warren」(@EricWarrenPAINT)から引用
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