<2025年は要警戒!?>「太陽フレア」って何?私たちの生活に影響はある?

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2025年01月22日 13:30  ママスタセレクト

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みなさんは、「太陽フレア」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。最近ニュースやテレビの特集などで報道されているため、ご存じのママもいるかもしれませんね。太陽フレアとは、太陽の表面で発生する大規模な爆発現象を指します。この現象が起こると、太陽から高エネルギー粒子が放出され、地球の磁気圏内に侵入し、地球環境にも影響を及ぼすことがあるようです。アメリカではこうした宇宙天気現象を、地震や津波と並べて「国家リスク」の一つとして位置付け注視しています。日本でも対策が進められていますが、こうした宇宙規模の観測はあまりに遥か遠い宇宙での出来事なので、ピンとこない人もいるでしょう。地球上の天気予報と比較しても、太陽フレアを含む宇宙天気を日頃から気にしている人は少ないかもしれませんよね。
参考:内閣府「太陽フレア 宇宙天気予報について」

太陽フレアの影響と人体への懸念は?


『太陽フレアで通信障害が起きてスマホ使えなくなったら、何もできなくない? 買い物も連絡も何もできない』
『通信障害は大変だね。YouTube、ゲーム無しでやっていけないわ』
ママのなかには、太陽フレアの発生によって起こるリスクについて危惧する人もいるようです。具体的には通信障害が起きた際の日常生活を心配していますよね。また太陽フレアの影響で体調不良になるのではないかと心配する声も寄せられ、普段の自然現象とは異なる宇宙規模の現象にどう対処すべきか戸惑うママもいるようです。

総務省の報告書では、太陽フレアが社会インフラに大きな影響を与える可能性を示唆しています。具体的にはGPSや通信衛星の機能が低下し、航空機の運行や電力網に支障が出ることがあるようです。たとえばスマートフォンの位置情報の精度が下がることで目的地までのナビアプリが使用しづらくなったり、衛生への影響により天気予報の精度が下がったり、飛行機に遅れが出たりすることがあるとしています。情報通信網に頼っている現代社会では太陽フレアの規模により、大きな影響を受けるかもしれません。一方で防衛省の資料では、太陽高エネルギー粒子による地上での被ばくの影響が「無視できる範囲」とされていますので、人体への健康被害については安心してよさそうです。
参考:総務省「宇宙天気の警報基準に関するWG 報告:最悪シナリオ」

太陽フレアの活動ピークは2025年!?


太陽活動は、約11年の周期で活発な時期と静穏な時期を繰り返しています。活動が活発な時期には太陽の黒点数が増え、太陽フレアが発生しやすくなるようです。今回は2019年12月から太陽活動周期が始まっており、2025年7月にピークを迎えるだろうと予測されています。いったい地球環境にどんな変化を及ぼすか気になりますよね。ママスタコミュニティのママのなかでも、この現象に注目している人がいました。ママたちの声を紹介します。
『太陽フレアは地震や津波と同じく、起こる可能性はあると思っていたほうがいいよね』
『太陽フレアによって起こるオーロラは見たいなぁ』
『オーロラ見たいねえ、北海道あたりはそこそこ見える? 都内は無理だろうなあ』
『太陽フレアによる停電がいやだ』
こちらのママたちは太陽フレアが地球に及ぼす影響をコメントしてくれています。ママのなかには、太陽フレアによるリスクを懸念する声もある一方で、太陽フレアによって国内で「オーロラが観測できるのではないか?」と期待する声も寄せられていました。オーロラの発生は太陽から放出された高エネルギーの粒子が、地球に降り込んでいることを示しています。北極や南極付近で見られるイメージがありますが、太陽フレアの活発化の影響で国内で観測されたこともあり、太陽活動ピーク時に観測できるのではないかと気になっているママもいるようですね。

ママたちができる対策は何?



太陽フレアの影響に備えてママができることはどんなことがあるでしょうか。たとえば「停電や通信障害に備えた非常用電源やラジオの準備」「最新の宇宙天気の情報をチェック」「GPSに依存しない地図の用意」といったことは、ママでも備えることができるのではないでしょうか。

国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)では24時間365日の有人運用による「宇宙天気予報」を配信しています。インターネット上で誰もがアクセス可能ですから確認してみるといいかもしれません。また太陽フレアに関するコンテンツなどで、親子で太陽について調べてみるのもいいのではないでしょうか。遠いように思えた宇宙環境がより身近に感じることができるそうですよね。思えば、私たちは太陽なしでは生きていけません。こうした太陽の活動リスクだけでなく、太陽の恩恵を改めて考えるきっかけにもなりそうです。そして、万が一の事態が起こったときにも、慌てずに対応できるようにしておくといいのではないでしょうか。
参考:総務省「宇宙天気を巡る最新動向と総務省における取り組み」
参考:防衛省「作戦等に対する宇宙天気現象の影響」

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